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吉岡正登が初のMVP!

2019.12.30

2019年プレーバック(JPBA男子)

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2019年のJPBA男子MVPは吉岡正登

東西のブロックに分かれたランキングと統一ランキングが採用されているJPBA男子は、今年も全国各地でランキング対象公式戦が行われた。

吉岡正登は、JPBA開幕戦となった『第30回 関西オープン』に優勝し、幸先良くシーズンをスタートすると、『西日本グランプリ第2戦』優勝、そして7月に行われた『テンボール世界選手権』では堂々の3位。ここで一気に順位を上げ、そのまま首位を守りきってJPBA統一ランキングの年間MVPに輝いた。なお、西日本グランプリで多数上位入賞を果たした吉岡は、西日本ランキングでもMVPを獲得している。

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統一ランキング、東日本ランキングともに2位:羅立文

2位の羅立文は、シーズン終盤に尻上がりに調子を上げ、グランプリ3勝、全日本選手権ではJPBA最高位の3位タイ入賞を果たした。東日本グランプリでは8戦中6度のファイナル進出(内3勝)、東日本ランキングにおいても大井直幸に次ぐ2位につけた。

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ランキング3位:川端聡

3位の川端聡は、『第47回 全日本オープン14-1選手権大会』と変則フォーマットが採用された『西日本グランプリ第5戦』の2勝を上げ、国内2大タイトルの全日本選手権では17位タイ、ジャパンオープンでは5位タイの成績を収め、昨年の6位から3位へ順位を上げた。

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大井直幸

大井直幸は、海外遠征のため出場できなかった国内大会もあり、統一ランキングは6位に終わったものの、東日本グランプリ第1~4戦を4連勝でロケットスタートを切り、『第32回 ジャパンオープン』で圧倒的な力を見せつけて優勝。12月に行われた『ナインボール世界選手権』では日本人最高位の9位タイの成績を収めた。東日本ランキングでは年間MVPに輝いている。

2019年はプロ入り10年目の吉岡が初のMVPで大団円を迎えたが、2020年は海外で経験を積んでさらにレベルを上げている吉岡や大井を筆頭に、上位を狙う猛者達のさらに熾烈を極めた戦いが期待できる。開幕戦となる『第31回 関西オープン』は1月25~26日(土・日)に開催される。誰が2020年の好スタートを切るのか、強者達の戦いに注目していただきたい。

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