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新井達雄が2年連続9度目のMVPを獲得

2019.12.28

2019年JPBFプレーバック

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2019年度MVPを獲得した新井達雄

今年の『日本プロビリヤード連盟(JPBF)』ランキングは、新井達雄が後続を振り切り、2年連続9度目のMVPに輝いた。ここでは、2019年のJPBF主要大会とランキング、世界大会でのJPBF勢の活躍を振り返る。

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新井達雄

今年のJPBFランキング対象公式戦は初開催となった『第1回日本海オープン』からスタートする。新井はこの開幕戦で優勝を飾ると、『第76回全日本スリークッション選手権大会』では、森雄介との2回に渡るサドンデスを制して優勝、『第15回 プロスリークッショントーナメント GLANZ戦』で優勝したことにより今季3勝を上げる。最終戦の『第30回 全日本プロスリークッション選手権大会』で準優勝したことにより、結果的には2位森雄介(2201P)に500P以上離した2748PでMVPの座に輝いた。

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森雄介

ランキング2位となった森雄介は、全日本選手権決勝で敗れたものの、準決勝の船木耕司戦では大会記録となるハイラン20点を達成。歴史の1ページにその名を刻んだ。初開催となった『JBS MAJESTY CUP』では、今季3度目の決勝進出にして初優勝を飾ったことにより、一時は新井から抜いて首位に立ったが終盤に奪われ、3年連続の2位となった。

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梅田竜二

3位の梅田竜二は、『第19回ニッカオープン』と『第69回全関東スリークッション選手権大会』で2勝を上げ、『第30回ジャパンカップ』ではダニエル・サンチェス(スペイン)と激闘を演じて準優勝。2位の森と僅差の2142Pで3位となった。

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全日本女子優勝、世界選手権準優勝:肥田緒里恵

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世界選手権、アジア選手権3位タイ:界文子

JPBF女子は、肥田緒里恵が『第26回全日本女子スリークッション選手権大会』で全勝優勝。世界大会では、『第9回世界女子スリークッション選手権大会』で肥田が準優勝、界文子が3位タイ、『第2回アジアレディーススリークッション選手権大会』で界が銅メダルを獲得。日本女子スリークッションの強さが窺える1年となった。

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LPBAで2戦連続表彰台に上がる。林奈美子

また、2019年のスリークッションの大きなトピックスと言えば、韓国のプロツアー戦『PBA/LPBA Tour』が誕生したことだろう。日本からは、PBAに小林英明界敦康、LPBAに林奈美子東内那津未小林諒子が参戦。林が第2戦に3位タイ、第3戦に準優勝、小林諒子が第4戦で3位タイ、東内が第5戦で3位タイと、上位入賞を果たした。2019年は国内外で大きな活躍を見せたJPBF勢、彼らの2020年の活躍にも期待したい。

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