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PBA第6戦、日本人最高位は界敦康の17位タイ

2019.12.19
SKレンタカーPBA/LPBAチャンピオンシップ

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12月16日~20日(月ー金)の日程で、韓国のスリークッションプロツアー『PBA/LPBA』の第6戦『SKレンタカーPBA/LPBAチャンピオンシップ』が開催中。日本から参戦している選手は、男子(PBA)が界敦康小林英明の2名、女子(LPBA)は林奈美子東内那津未小林諒子に加え、前回の第5戦からワイルドカード枠(招待選手)として界文子が参戦していた。日本勢はすでに大会を終了しており、最高位は界敦康の17位タイとなった。

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会場の様子。写真/PBA Tour

PBA(男子)では、ラウンド128から64までが4人撞きのサバイバル方式と呼ばれるスリークッションで、制限時間内で得点上位2名が勝ち上がることができるゲーム。ラウンド32以降はセットマッチとなり、15点ゲームの3セット先取。フルセットになった場合は11点ゲーム。

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界敦康

界敦康は、ラウンド64のサバイバル方式で一時は最下位だったが、終盤にハイラン20(得点2倍のレールファーストを2回含む)で大逆転勝利を収めてメインラウンドとなるセットマッチへの進出を果たす。この試合のアベレージは2.118。セットマッチ初戦はヒョンミン・セオ(韓国)との対戦。試合は序盤から相手のペースで2セットを奪われてリーチをかけられたが、そこからの追撃で2セットを連取、最終セットの11点ゲームへ。最終セットはわずか4キューで11点を取られ、ゲームボールとなった。界は3キュー6点と、あと一歩及ばなかった。

LPBA(女子)フォーマットは、ラウンド64~16までがサバイバル方式、ラウンド8からセットマッチを行う。セットマッチは11点ゲームの2セット先取、フルセットの場合は9点ゲーム。女子は、第3戦で準優勝、第2戦3位タイの林を始め、第4戦3位タイの小林諒子、前回大会3位タイだった東内、前回から参戦している界文子など、活躍が期待されたが、今大会では決勝トーナメント進出は叶わなかった。

日本人選手の戦績は以下。
【PBA】
界敦康:17位タイ
小林英明:33位タイ
【LPBA】
林奈美子:17位タイ
東内那津未:33位タイ
小林諒子:33位タイ
界文子:17位タイ

現在、大会はPBAでラウンド8の回転が進行中、LPBAは決勝戦が明日19時よりスタートする。PBAでは第4戦優勝を果たしたスリークッション界のレジェンド、クードロン(ベルギー)が8強に残り、2勝目を狙う。LPBAでは、韓国ポケット界の女王でLPBAへ転向を表明したキム・ガヨンとジウォン・リュウ(韓国)が決勝戦を行う。

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