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大井直幸がステージ2へ!

2019.12.12
ナインボール世界選手権・ステージ1

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大井直幸

12月17日までの日程で、カタール・ドーハの『Qatar Billiards & Snooker Federation Academy』を会場に開催されている『ナインボール世界選手権』。12日までの3日間は、96名で争われる本戦ステージ2への進出をかけた予選トーナメントであるステージ1が行われているが、その2ndチャンスでJPBAの大井直幸が、世界各国の強豪プレイヤーが揃う中、進出者決定戦で今年の全日本選手権で初出場、初優勝を果たした中国の鄭肖淮を破って見事に本戦ステージ2への切符を手にした。

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ステージ1は、1stチャンス~3rdチャンスまでの3回のトーナメントで、それぞれから4名、計12名がステージ2に進出できるフォーマットとなっており、大井が通過した2ndチャンスでは、A~Dまでの4つのトーナメントが行われた。

前日の1stチャンスでは、進出者決定戦の一歩手前で敗れた大井。この日は鄭の他、台湾の張玉龍らと同組のCトーナメントに出場。初戦と2回戦を順調に勝ち上がると、決定戦前の3回戦で張と対決。7ラック先取、交互ブレイクのこの試合を7-5で取って鄭との決定戦に臨んだ。大井は、11月に行われた全日本選手権大会の決勝トーナメント1回戦(ベスト64戦)で鄭と対戦して7-11で敗れており、その時以来の対決が重要な一戦となった。

ゲーム序盤はまず大井が4-1とリードを広げたが、ここから鄭が4連取で逆転。次ラックで5-5に追い付いた大井に対して、鄭がこの試合3回目のマスワリで第11ラックを取って先にリーチ。追い込まれた大井だったが、自らのブレイクターンの第12ラックで、セーフティからチャンスを掴んで6-6。最終となった第13ラック、鄭のブレイクノーインからしっかりランアウトを果たした大井が7-6で激戦を制した。

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吉岡正登

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赤狩山幸男

これで14日(土)にスタートするステージ2には吉岡正登赤狩山幸男、大井の3名が挑むことになった。なお、大井と同じくステージ1を戦っているアマチュアの鈴木謙吾は、ステージ1突破をかけて3rdチャンスに臨む。

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