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ナインボール世界選手権が開幕

2019.12.11
JPBAからは吉岡正登、赤狩山幸男、大井直幸が出場

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『ナインボール世界選手権』が、カタール・ドーハの『Qatar Billiards & Snooker Federation Academy』を会場に開幕。12日までの3日間は、96名で争われる本戦ステージ2進出をかけた予選トーナメント、ステージ1が行われる。

ステージ1は、1stチャンス~3rdチャンスまでの3回のトーナメントで、それぞれから4名、計12名がステージ2に進出できるフォーマットとなっており、現在ここに、JPBAの大井直幸とアマチュアの鈴木謙吾の2人の日本人プレイヤーが挑んでいる。

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大井直幸

本戦であるステージ2は14日(土)にスタート。まずは96名が、6名×16組に分かれたダブルイリミネーションのグループラウンドを行い、各組から4名、計64名がシングルイリミネーションの決勝トーナメントを戦う。吉岡正登赤狩山幸男(ともにJPBA)の2名はステージ2からの登場となる。

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吉岡正登

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赤狩山幸男

昨年大会では、ヨシュア・フィラー(ドイツ)が、連覇を狙った2017年の王者、フィリピンのカルロ・ビアドを下して初優勝。今年に入り『USオープン』優勝、『テンボール世界選手権』準優勝などさらにパワーアップした22歳のフィラーは、WPA世界ランキング1位のディフェンディングチャンピオンとして今大会を迎える。

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昨年大会王者のヨシュア・フィラー

JPBA勢の昨年大会の最高成績は、赤狩山幸男と栗林達の17位タイ。2011年に日本人プレイヤーとして3人目のナインボール世界王者となった赤狩山、翌年の2012年大会で3位タイに入賞した大井以来、ベスト16の壁を突破できていないJPBA勢だが、まずは大井が難関のステージ1突破し、3名揃って14日のステージ2の戦いに臨むことを期待したい。

写真提供:WPA

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