ウェブキューズはビリヤードの全てがわかる総合情報サイトです。

肥田緒里恵、クイーンカップ優勝で年間MVP獲得!

2019.12.03

Women’s Three Cushion

1203all.jpg

11月30日(土)『Billiards Cafe GANZ』を会場に、女子スリークッションのツアー戦『Women’s Three Cushion(W3C)』の最終戦となる『Queen Cup』が開催された。結果は、肥田緒里恵がW3C第2、3戦に引き続き3連覇で優勝を飾り、年間MVPを獲得した。

1203hall.jpg

会場『Billiards Cafe GANZ』

このW3Cは、女子キャロムの発展のため、選手である界文子西本優子が起ち上げた女子スリークッションのツアー戦で、年間3戦を通したランキング上位7名が最終戦のクイーンカップに出場することができる。

1203hida.jpg

優勝:肥田緒里恵。W3C3連覇でMVP獲得!

出場権を得た選手は、ランキング上位から肥田、界、小林諒子、西本、竹島淳子(GLAMZ)、吉村香南枝(ニッカ)、東内那津未。フォーマットは20点ゲーム(33キュー打ち切り)のリーグ戦。

1203sakai.jpg

準優勝:界文子。LPBA第5戦から参加表明!

肥田は圧巻の全勝優勝。ベストゲームは界との対戦で、20-15(9キュー・ハイラン4)という男子顔負けの内容で勝利した。準優勝は4勝2敗の界、界は韓国のPBA/LPBAツアーに第5戦(11月21日~24日(火ー日))から参戦している。そのLPBA第5戦で3位入賞を果たした東内は、3勝3敗で3位につけている。なお、ベストアマ賞には吉村香南枝が選出された。

1203higasiuti.jpg

3位:東内那津未。LPBA第5戦で3位入賞を果たした。

2019年のW3Cは、第1戦が界の優勝、第2、3戦と最終戦は肥田が優勝する結果で終幕となった。やはり肥田が頭1つ抜けた結果となったが、今年はJPBF女子から4名がLPBAに参加し、来年以降は世界戦で経験を得た選手達のさらなる飛躍が期待される。2020年シーズンは肥田が強さを固持するのか、誰かがその牙城を崩すのか、注視して頂きたい。

1203b.jpg

左から、7位:竹島淳子、4位:吉村香南枝、準優勝:界文子、優勝:肥田緒里恵、3位:東内那津未、
5位:西本優子、6位:小林諒子(写真提供/Carom Seminar)

1203score.jpg

ページトップへ