ブロムダールが6度目の世界選手権優勝!
2019.12.02
森雄介は17位タイ、新井達雄は予選突破ならず
左から3位タイ:サメ・シドム(エジプト)、優勝:トルビョルン・ブロムダール(スウェーデン)、
準優勝:グエン・ドクアンチエン(ベトナム)、3位タイ:セミ・サエギナール(トルコ)
11月26日~30日(火ー土)、デンマークのラナースで『2019世界スリークッション選手権』が開催され、トルビョルン・ブロムダール(スウェーデン)が6度目の世界一に輝いた。大会フォーマットは、各国代表48名による3名×16組の予選リーグ、各組上位2名の32名による決勝トーナメントを40点ゲームで争われた。
会場の様子
各国の代表を凌いでベスト4に残ったのはブロムダールのほか、グエン・ドクアンチエン(ベトナム)、サメ・シドム(エジプト)、セミ・サエギナール(トルコ)の4名。ブロムダールは僅か10キュー・40-18でシドムを下し、ドクアンチエンはサエギナールを相手に40-36(21キュー)の僅差で取り、自信初の世界選手権ファイナルへ進んだ。
トルビョルン・ブロムダール(スウェーデン)
決勝戦序盤、ブロムダールが猛攻を仕掛けて27-6まで突き放したが、中盤にドクアンチエンの追い上げに遭い、31-30まで戻される。しかし経験で勝るブロムダールが振り切って最終スコア40-37(22キュー)で優勝を果たした。
なお、日本代表として参戦した選手は新井達雄と森雄介の2名。新井は予選リーグで2敗を喫し、予選敗退。森は予選を1勝1敗で2位通過を果たしたが、本戦トーナメント初戦(ベスト32)のチェ・ワンヨン(韓国)戦に敗れて大会終了となった。
※写真提供/Kozoom Studio