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羅立文、梶谷景美がベスト8進出

2019.11.23
第52回 全日本選手権大会6日目

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羅立文はベスト16戦で香港のアロイシウス・ヤップを下してベスト8へ

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梶谷景美は曽根恭子とのJPBA対決を制して2年ぶりのベスト8進出

いよいよ6日目を迎えた『第52回 全日本選手権大会』。本日はベスト32入りをかけた女子の敗者最終戦からスタートし、男女ともに明日のベスト8に生き残るための激しい戦いが繰り広げられた。

まず女子敗者最終戦では、河原千尋平口結貴野内麻聖美夕川景子らのトップランカーが勝利してベスト32入りを決めた。

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野内麻聖美は、ベスト32での平口結貴戦がプロとしての最後の戦いとなった

いよいよ32名の戦いに絞られたトーナメント。その全てがワールドクラスの戦いとなる中、JPBA勢は男女ともに苦戦を強いられる。2回転目に行われた男子ベスト32戦には、前回覇者の高野智央を筆頭に9名が挑んだが、勝利を掴んだのはトーステン・ホーマン(ドイツ)に勝利した羅立文と、香港のロー・ホーサムに勝った塙圭介の2人のみとなった。

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前回覇者の高野智央は張榮麟に敗れて17位タイ

一方の女子は、JPBAランキングトップ6が揃って戦いに挑んだが、1位の河原が陳思明(中国)に敗れ、2位の栗林美幸が台湾のLin Mei Wenとのヒルヒルの激戦を落とし、3位の平口結貴も付小芳を相手に粘ったものの惜敗。しかし、5位の曽根恭子が0-5ビハインドからスタートした周??(台湾)戦で6-8とリーチを先に掛けられたところから逆転勝ちを果たし、青木知枝、小西さみあがそれぞれ香港のWan Kai Kai、シンガポールのタイ・フンミンに9-2と快勝して、JPBA対決を制した梶谷景美、夕川を加えた5名がベスト16に進出した。

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河原千尋はベスト32戦で陳思明に敗れて17位タイ

23日の最終回転、最終日のステージに立つプレイヤーを決める戦いは男女同時にスタート。男女合わせて8名の歴代全日本チャンピオンがテーブルに向かう中、ベスト8一番乗りを決めたのは、台湾の許睿安を11-3と一蹴した、2015年、2017年と2度全日本を制しているフィリピンのヨハン・チュア。続いて台湾の柯秉中を11-4で下した2008年全日本王者のミカ・イモネン(フィンランド)が勝利し、さらに小西を9-3と圧倒した陳思明が勝ち抜けを決めた。

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ミカ・イモネンは圧倒的なプレーで柯秉中を下してベスト8へ

男子JPBA勢、羅と塙はそれぞれシンガポールのアロイシウス・ヤップと台湾の呉坤霖と対戦。まず呉に6-0とスタートダッシュを許した塙は何とか食らいついていくが、呉の安定したブレイクと正確なショットの前に反撃及ばず3-11で敗れ、9位タイで大会終了となった。しかし、羅がヤップを11-6で下して2年連続のベスト8進出。ただ1人のJPBA男子プロとして明日の大一番に臨むこととなった。

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塙圭介は呉坤霖に敗れて惜しくもベスト8進出ならず

5名が挑んだ女子は、付小芳と中盤まで接戦を繰り広げた夕川が一歩及ばず6-9。台湾の牟可由に3-9で敗戦を喫した青木、陳に敗れた小西が9位タイで大会を後にすることとなった。そして、JPBAが誇る女子プロ対決となった梶谷vs曽根の一戦は、中盤まで互いに譲らぬ熱戦となったが、5-7から4連取を果たした梶谷が9-7で勝利して、2年ぶりのベスト8進出を果たした。

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梶谷との接戦に敗れた曽根は9位タイでフィニッシュ

明日はいよいよ全日本選手権のクライマックス。羅、曽根の戦いを含めて全て見逃せない試合開始は10時の予定。お近くの方もそうでない方も、ぜひ会場へ足を運んで日本で開催される最高峰のビリヤードトーナメントを体感してみてはいかがだろうか。

【男子ベスト8組合せ】
党金虎(中国)vsヨハン・チュア(フィリピン)
Zheng Xiao Huai(中国)vsミカ・イモネン(フィンランド)
アンソニー・ラガ(フィリピン)vs呉坤霖(台湾)
羅立文(JPBA)vs張玉龍(台湾)

【女子ベスト8組合せ】
李心語(台湾)vs付小芳(中国)
梶谷景美(JPBA)vs韓雨(中国)
陳佳樺(台湾)vs牟可由(台湾)
陳禾耘(台湾)vs陳思明(中国)

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