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女子の部スタート&男子は10名がベスト32へ進出!

2019.11.22
第52回 全日本選手権大会5日目

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5日目を迎えた『第52回 全日本選手権大会』。本日は女子(ナインボール、7ラック先取)もスタート。男子はシングルイリミネーションとなるファイナルラウンド(ベスト64~)へ突入。それに伴いラック数も9ラック先取から11ラック先取となり、より一層戦いは過酷さを増している。

現在、男子はベスト64が全て終了。ベスト32は明日(23日)の12時10分から行われる。組合せは以下。

【男子ベスト32組合せ】
ジェフリー・イグナシオ(フィリピン) vs 小川徳郎
シャリク・サエド(シンガポール) vs 党金虎(中国)
許睿安(台湾) vs Quoc Hoang Duong(ベトナム)
ヨハン・チュア vs レイモンド・ファロン(ともにフィリピン)
張玉龍(台湾) vs 津堅翔
高野智央 vs 張榮麟(台湾)
アロイシウス・ヤップ(シンガポール) vs 川端聡
トーステン・ホーマン(ドイツ) vs 羅立文
ジェフリー・デルーナ(フィリピン) vs Zheng Xiao Huai(中国)
トウ・リャンハン(シンガポール) vs 西嶋大策
柯秉中(台湾) vs 土方隼斗
ミカ・イモネン(フィンランド) vs カルロ・ビアド(フィリピン)
柯秉逸(台湾) vs 北谷好宏
アンソニー・ラガ(フィリピン) vs ?珈慶(中国)
ロー・ホーサム(香港) vs 塙圭介
?坤霖(台湾) vs 青木聖(アマチュア)

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北谷好宏はシンガポールのGoh Chin Teckに勝利しベスト32へ。次戦は柯秉逸(台湾)が待ち受ける

今大会、活躍が期待された吉岡正登はジェフリー・イグナシオ(フィリピン)と対戦。イグナシオの勢いは凄まじく、一気に10-0とリーチをかけられ絶体絶命に。吉岡も意地を見せて3点は返したがさすがに逆転は厳しく、ベスト64で大会を終えた。また、大井直幸も中国のZheng Xiao Huaiに7-11で敗れて吉岡と同じく無念のベスト64で終了となった。

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ベスト64。大井にとっては早すぎる敗退となった

ベスト32は過去2度(’15年・’17年)大会を制しているヨハン・チュアvs’14年覇者のレイモンド・ファロン(ともにフィリピン)という同国&選手権者同士の対決や、高野智央vs張榮麟(台湾)のこちらも選手権者同士の対戦、そして、ミカ・イモネン(フィンランド)vsカルロ・ビアド(フィリピン)の世界チャンピオン対決など、好カードが目白押しだ。さらに柯秉中(台湾)vs土方隼斗、トーステン・ホーマン(ドイツ)vs羅立文の一戦も見逃せない要注目のカードと言える。

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プロ入り後2度目の全日本となった小西さみあ。今年はどこまで成績を伸ばせるか。

一方の女子は今日、敗者1回戦と勝者最終(現在進行中)までが消化される予定で、明日の午前10時より行われる敗者最終が終わり次第ステージ2は終了。以降はファイナルラウンド(ベスト32~、9ラック先取・シングル)へと突入する。敗者1回戦終了時点迄のJPBAランキングトップ10の結果は以下の通り。

【JPBA女子 1日目途中経過】
勝者1回戦
河原千尋 7-0 中村舞子(アマチュア)
久保田知子 7-6 徳田五月
青木知枝 7-4 古正晴(台湾)
平口結貴 5-7 増田真紀子(アマチュア)
高木まき子 7-4 谷山和子
野内麻聖美 7-1 平林英里子
栗林美幸 7-2 瀧川緑(アマチュア)
小西さみあ 7-3 小野田のり子(アマチュア)
梶谷景美 7-2 西野早苗(アマチュア)
曽根恭子 7-0 稲川名保美

敗者1回戦
平口結貴 7-2 溝口清美

日本女子不動のエースである河原千尋は、’17年に第9期女流球聖位の座に就いた経験を持つトップアマの中村舞子を完封と、上々のスタートを切った。また栗林美幸もこちらもトップアマの1人である瀧川緑に7-2と快勝した。両者と対照的な成績となったのは平口結貴。平口はアマチュアの増田真紀子に5-7と敗れ敗者側へ。敗者1回戦は溝口清美に7-2で勝利したが明日は敗者最終が残っており、厳しい戦いが続きそうだ。

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まさかの1回戦で敗れ、敗者側へと回った平口。ここから逆境をはねのけることができるだろうか

海外勢はWPAランキング1位の韓雨、同ランキング2位の陳思明、同ランキング6位の付小芳(以上、中国)はそれぞれ、アマチュアの丸岡文子、佐原弘子、中野雅美に勝利し貫禄の強さを見せ付けた。

明日は土曜日で祝日(勤労感謝の日)ということもあり会場はこれまで以上に賑わい、JPBA勢の戦いは盛り上がりが増すことだろう。ぜひ会場に行かれる方はJPBA勢が1人でも多く上位へと勝ち上がれるよう、熱い声援を送って頂きたい。また、会場に行けないという方もライブスコア、ライブ配信を逐一チェックし、選手達の勇姿を見届けてもらいたい。

大会ライブスコアは全日本選手権公式ホームページより。

ライブ配信はJPBA YouTubeチャンネルより。

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