『あましんアルカイックホール・オクト』

爽やかな秋晴れが続いている兵庫県尼崎市の『あましんアルカイックホール・オクト』では『第52回 全日本選手権大会』のステージ2が行われており、昨日は男子の勝者側トーナメントが終了。本日（21日）は男子の敗者側と、最後にベスト64の第1回転が行われる。昨日のJPBAランキング上位勢の結果は以下。

【11/20（水） JPBAランキング上位勢結果】
ベスト64進出
高野智央 9-4 ラミル・ガレゴ（フィリピン）
土方隼斗 9-5 東條紘典
川端聡 9-6 コン・ブーホン（香港）
北谷好宏 9-6 柯秉漢（台湾）
赤狩山幸男 9-7 ロー・ホーサム（香港）
羅立文 9-5 郭柏成（台湾）

敗者側へ
小川徳郎 5-9 党金虎（中国）
大井直幸 6-9 アントニオ・リニング（フィリピン）
栗林達 8-9 鄭肖淮（中国）
吉岡正登 5-9 トウ・リャンハン（シンガポール）
飯間智也 3-9 青木聖（アマチュア）

昨年覇者の高野や土方などがベスト64へ進出した一方で、エースの大井や現在JPBAランキング1位の吉岡、昨年ファイナリストの栗林、今年着実に実力を付けてきた小川などが惜しくも敗れ、敗者側からの戦いを余儀なくされた。

大井直幸

そしてすでに大井は試合を終えており、敗者最終で野田匡則に9－3で勝利しベスト64に進出した。また、小川も蔡忠憲（台湾）にヒルヒルで勝利しベスト64へ。

ジェフリー・デルーナは時間の都合により本日に勝者最終が持ち越され、福本宇太郎を9－4で破ってベスト64へ進出した

海外勢はヨハン・チュア（フィリピン）が弘田勝彦に敗れて敗者側に回った（チュアはその後、敗者最終で原口俊行に勝利してベスト64進出）以外は順当に勝者側を勝ち上がり、台湾勢は柯秉逸、張榮麟など8名が、フィリピン勢はジェフリー・デルーナ、レイモンド・ファロンなど6名が、そしてドイツのトーステン・ホーマン、フィンランドのミカ・イモネン、中国の?珈慶もベスト64へと駒を進めている。

全日本選手権ではお馴染みの巨大トーナメントボード

明日からは女子ナインボールもスタートし、より一層会場は華やかさが増すことだろう。女子は韓雨、陳思明（ともに中国）の超強力2トップを筆頭とした中国勢が最大の難敵となることは間違いない。会場では男女プロの応援はもとより、アジアを代表する海外選手達のプレーもぜひその目に焼き付けてもらいたい。

大会ライブスコアは全日本選手権公式ホームページより。

ライブ配信はJPBA YouTubeチャンネルより。