11月18日（月）より兵庫県尼崎市の『あましんアルカイックホール・オクト』にて開催中の『第52回 全日本選手権大会 ?仁親王牌』。大会3日目となる本日は男子のステージ2が行われている。

ステージ2では全日本特集でもお伝えした通り、JPBAプロランキング上位70名程や、実績のある海外選手達が参戦。本日は勝者1回戦と勝者側最終（勝てばベスト64）の試合が進行しており、国内外のトッププロが各テーブルで続々と試合に入っている。

栗林達

吉岡正登

現在の途中経過として、JPBA勢は昨年覇者の高野智央を始め、土方隼斗、大井直幸、川端聡、吉岡正登、栗林達、羅立文など、ランキング上位勢は揃って勝者最終へと駒を進めている。中でも出色の出来を見せたのが栗林。シンガポールのFong Sim Yeeに9－0と完封勝利を収め、2年連続3度目の決勝へ進むべく上々のスタートを切った。その他、’92年チャンピオンで未だ衰えぬ闘志を武器に昨年久々のベスト16に残った高橋邦彦や、今年2勝と勢いのある小川徳郎なども順調に勝者側を勝ち上がっている。

高橋邦彦

レイモンド・ファロン（フィリピン）

海外勢は現状、波乱となるような試合は起こっておらず、過去に2度同大会を制している柯秉逸、同胞対決を制した現テンボール世界王者の柯秉中（台湾）、井上浩平を下した’08年覇者、ミカ・イモネン（アイスランド）、アマチュアの松本元を破った’07年王者の?珈慶（中国）、鳴海大蔵に勝利した’14年チャンピオンのレイモンド・ファロン（フィリピン）などが勝者最終へと進んでいる。

トーナメント表を見るデルーナ夫人

敗者側の試合2試合とベスト64の第1回転は明日、11月21日（木）に行われる。ライブスコアは全日本選手権公式ホームページにて。また、JPBAのYouTubeチャンネルではライブ配信も行われているのでそちらも合わせてチェックして頂きたい。