大井直幸、デイビッド・アルケイドに勝利し敗者5回戦へ進出!
10月28日(月)からアメリカ・バージニア州ノーフォークの『シェラトン ノーフォーク ウォーターサイドホテル』にて開催されている『2019 インターナショナル ナインボール オープン』。こうしている今もなお各国トップクラスの選手達が熾烈な戦いを繰り広げている。日本からは大井直幸と鈴木謙吾が出場。
会場となっている『シェラトン ノーフォーク ウォーターサイドホテル』
昨日、日本時間23時30分に大井の敗者3回戦が行われ、アメリカのドニー・ミルズと対戦。11-8で勝利し、敗者4回戦へと進出した。同時刻に行われた敗者2回戦を戦った鈴木は同じくアメリカのジャスティン・マーティンと対戦したが、9-11で敗れ、鈴木の戦いは終了となった。
敗者4回戦バンキング。大井直幸(手前)とスペインのデイビッド・アルケイド(奥)
そして今日、日本時間7時30分から敗者4回戦が行われた。対するはデイビッド・アルケイド(スペイン)。今年は3月末に行われた『2019 ワールドプールマスターズ』で優勝、9月下旬に行われた『2019 クレムリンカップ』で準優勝などの成績を残しているワールドクラスの選手だ。試合は互いにリードを奪ってもすぐさま追いついてスコアをタイに戻すなど、ゲームカウント7-7まで五分五分の戦いを演じていた。
第15ラック以降は大井のナイスセーフティやアルケイドのシュートミスなどが重なり、怒涛の4ラック連取。11-7で見事敗者5回戦へと勝ち進んだ。次戦の相手は林達理(台湾)に勝利したルスラン・チナホフ(ロシア)。試合時間は日本時間で今日の23時30分からとなっている。引き続き過酷な敗者側を戦っている大井に注目して頂きたい。
昨年優勝の張榮麟(台湾)は敗者4回戦へ
海外のWPAランキング上位勢の結果は昨年優勝の張榮麟(台湾)がジェームズ・アラナス(フィリピン)に、柯秉逸はトーステン・ホーマン(ドイツ)に、クリス・メリング(イギリス)がクリス・ロビンソン(アメリカ)に敗れて敗者4回戦へと回った。柯秉逸はその後アロイシウス・ヤップに敗れて敗退となった。
アレックス・カザキス(ギリシャ)※写真は2018年モスコーニカップより
“イーグルアイ”ジェイソン・ショウ(スコットランド)※写真は2019年USオープンより
その他、ヨシュア・フィラー(ドイツ)、シェーン・バン・ボーニング(アメリカ)、柯秉中(台湾)、アレックス・カザキス(ギリシャ)、ジェイソン・ショウ(スコットランド)などは順調に勝者4回戦へと進んでいる。
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写真提供:Project Power/JP Parmentier – Matchroom Multi Sport2019