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ビリヤード界に広がる支援の輪

2019.10.26
台風19号被災ビリヤード場支援プロジェクト

先日のニュース「再スタートに向かう『ONE』」でもお伝えしましたように、大型台風19号は各地のビリヤード場に大きな爪痕を残し、被災されたビリヤード場はこうしている今もなお復旧活動を続けています。それに伴い、少しでも被害に遭ったビリヤード場の力になれればと様々な場所で支援の輪が広がってきています。

『ONE』と同じく台風の被害を受けた『キュースポーツ佐野』(栃木県佐野市)の為にと、10月21日(月)に群馬県太田市の『SALOON』にてチャリティートーナメントが開催されました。また、JPBAの河原千尋プロがオーナーを務める『アンセーズ』では11月4日(月)にチャリティーイベントを行い、当日の売上を全て被害に遭われたビリヤード店のビリヤード台修繕や用品購入に充てられるとのことです。

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関浩一氏

そうした動きが強まる中、これまで数々の災害等での寄付活動や社会貢献活動、初心者やCクラス向けに開催しているチャリティートーナメント『4 Seasons Festival』などを行ってきた『Alvis』(東京都三ノ輪)のオーナー・関浩一氏もその1人として支援の活動をしています。

関氏は今週、21日(月)にFacebookにて『Alvis ~ビリヤードができること~』というページを開設し、同ページ内にて『台風19号被災ビリヤード場支援プロジェクト』を立ち上げることを発表されました。プロジェクトの目的としては浸水被害等に遭いビリヤード台が使用不可能になったビリヤード場に対して、テーブル1台につき10万円の寄付を行うというものです。寄付金についてはご協力を頂けるビリヤード場に一定期間、募金箱を設置し募金(個人の名義での募金も可とのこと)を行います。

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北海道胆振東部地震が起きた際の支援活動によって贈られた感謝状

また関氏は上記のプロジェクトと同時に『ワンハンドレッドプロジェクト』も行うことを発表しています。これはハウストーナメントなどの非公式戦を含む各種トーナメントで参加者1人につき100円募金して頂くというもの。両プロジェクト共に参加して頂けるビリヤード場様・トーナメント主催者様を募集中です。詳細はコチラ

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Alvisでのウィークリートーナメントにて

すでに多くのビリヤード場や団体がこの2つのプロジェクトに賛同しています。今まさに鹿児島県で開催中の『全国アマチュアビリヤード都道府県選手権』と、11月23日(土祝)に千葉県市川市の『大慶園』で開催される『ピュアアマカップ』において、前者は会場にて募金箱を設置して募金を呼びかけ、後者は『ワンハンドレッドプロジェクト』を行うようです。また、JPBAの野内麻聖美プロも11月1日(金)、4日(月祝)に行われる自身のチャレンジマッチイベントでのチャレンジマッチ料を全額寄付することをブログで発表しています。

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野内麻聖美プロ

まだまだ被災されたビリヤード場の情報を募集中とのことで、そういった情報をご存知の方、また『ワンハンドレッドプロジェクト』に参加して頂けるビリヤード場・トーナメント主催者様はFacebookページのコメント欄・ダイレクトメッセージ・下記のメールアドレスまでご連絡下さい。

Mail:alvis_@nifty.com
【記載事項】
・店舗名および試合名
・開催日時・集合時間など
・簡単なトーナメントの内容(BC戦、PABC戦、ハンデの有無、エントリーフィなど)

写真提供:Facebookページ『関浩一』・『Alvis ~ビリヤードができること~

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