ウェブキューズはビリヤードの全てがわかる総合情報サイトです。

初代グランドファイナルチャンピオンは嶋野聖大!

2019.10.15

TOPS GRAND FINAL@自遊空間アクティブ西浦和店

1015b1.jpg

TOP無冠だった嶋野聖大が初代グランドファイナルチャンピオンに!

10月14日(月・祝)、舞台は『自遊空間アクティブ西浦和店』。3ヵ月のシーズンを経てNO.1を決する戦い、TOPS『GRAND FINAL』が開催され、嶋野聖大が初代グランドファイナルチャンピオンに輝いた。嶋野はこれまでTOPS第1~3戦を、ベスト8、ベスト8、準優勝の成績で、ポイントランキング6位でグランドファイナルへの切符を手にしていた。

1015hall.jpg

会場『自遊空間アクティブ西浦和店』

このTOPSグランドファイナルには様々な新しい取り組みが採り入れられていたので、改めてご紹介しよう。まずは会場。1台のテーブルをボードで囲んだ特設のステージ、観客席を設けて試合が行われ、普段の自遊空間アクティブ西浦和店とは違った空気感の中、大会は進行した。

1015tops.jpg

フォーマットは、対戦相手とのコイントスで選択権を得たプレイヤーが、過去3戦?~?(下)のフォーマットの中から好きなものを選択する。1戦目を落としたプレイヤーが残る2つのフォーマットから1つを選択、先に2勝したプレイヤーが勝者となる。1勝1敗となった場合、最後に残ったフォーマットで争われた。

基本ルール:ナインボール、勝者ブレイク、スリーポイントルール採用、女子プロvs男子プロの場合1ラックダウン
?SPRINT……5ラック先取
?CROWN……7ラック先取
?FOOT……7ラック先取、?オンフット

1015hayase.jpg

第3位・早瀬優治は全4戦で表彰台に上がった。

大会1回転目、ベスト8の試合は嶋野聖大 vs 平口結貴、土方隼斗 vs 川連一斗(ルパン錦糸町)、早瀬優治 vs 羅立文、青木聖(Flannel)vs 光畑理志(プールカイザー)の組み合わせ。優勝候補の1人と目されていた羅だったが、早瀬の前に?と?、7ラック先取のフォーマットを2つ落としてストレート負けを喫した。この他、嶋野、土方、青木がベスト4へ進出。

1015aoki.jpg

第3位・青木聖はアマチュアで唯一表彰台に!

ベスト4の組み合わせは嶋野 vs 青木、土方 vs 早瀬。嶋野 vs 青木の対戦は?と?のフォーマットを危なげなく嶋野が取り切ってストレート勝ちで決勝進出を決めた。土方 vs 早瀬の対戦は?のフォーマットで土方が怒濤の5連続マスワリを決めるところからスタートする。このセットはそのまま土方が取ると、続く?のフォーマットは一進一退の攻防が続いたところで早瀬が競り勝ちフルセットにもつれた。最終セットは5ラック先取のスリリングなフォーマット。これを土方が先攻逃げ切りで決勝進出を決めた。

1015hijikata.jpg

準優勝・土方隼斗

決勝の嶋野 vs 土方は、TOPS『FOOT』決勝での再戦となった。FOOTでは土方が優勝を飾ったが、そのお返しとばかりにコイントスで勝利した嶋野は、?『FOOT』のフォーマットを選択。試合は、両者が3連続マスワリを決めるハイスピードな展開。しかし大会中ブレイクの好調を維持していた嶋野が抜け出してこのセットを取ると、続く?『CROWN』のフォーマットでも嶋野の好調は変わらずゲームボールとなった。

1015simano.jpg

優勝・嶋野聖大

「ビリヤード業界の活性」をコンセプトに起ち上がったこのTOPSだが、特設ステージを設けた試合や、フォーマットをプレイヤーが選ぶ形式など、選手・観戦客ともに新しい試みに対して好意的だった、というのが印象だ。次回のTOPS第2シーズンの開幕は2020年1月を予定しているとのこと。詳細は決定次第お伝えする。

1015b4.jpg

左から3位・青木聖、準優勝・土方隼斗、優勝・嶋野聖大、3位早瀬優治

なお、ベスト8の「嶋野聖大 vs 平口結貴」、準決勝の「土方隼斗 vs 早瀬優治」はCBNTにて配信予定。決勝の「嶋野聖大 vs 土方隼斗」は次号『CUE’S 1月号』の特別付録DVDとして、決勝を戦った土方隼斗の解説付きで収録予定。お楽しみに!

1015hiraguchi.jpg

第5位・平口結貴

1015ro.jpg

第5位・羅立文

1015mituhata.jpg

第5位・光畑理志(プールカイザー)

1015kawa.jpg

第5位・川連一斗(ルパン錦糸町)

ページトップへ