河原千尋が九州初制覇!
9月21日~22日(土~日)、福岡県北九州市の『リバーウォーク北九州』(21日の予選は『FOX』、『淡路』を使用)にて『第22回 九州レディースオープン』が開催された。フォーマットはナインボール、勝者ブレイク、予選は6ラック先取のダブルイリミネーション、ベスト16以降は7ラック先取のシングルイリミネーション。大会期間中は台風17号の影響により暴風雨の中の開催となったが、1日通して多くのギャラリーが会場に足を運んだ。
会場となった『リバーウォーク北九州市』
ベスト4に残ったのは河原千尋、高木まき子、平口結貴、栗林美幸。高木を除く3名は先週に行われた『東海レディースグランプリ』と同じ顔ぶれに。準決勝は河原vs高木、平口vs栗林。そしてこの中で決勝のステージへと進んだのは高木を7-2と圧倒した河原と、栗林の4連覇を阻止した平口となった。
栗林美幸
高木まき子
河原と平口は東海レディースグランプリ決勝でも戦っており、平口にとっては先週の借りを返したいところだった。しかし、試合は先週から好調を維持している河原のペースで進み、終始リードを保ったまま準決勝と同じく7-2と圧倒して勝負あり。初優勝&2週連続優勝、そして栗林を抜いて今季単独トップの4勝目を飾るなど、改めて河原の強さを証明する大会となった。
平口結貴
河原千尋
一方の平口は、またしても決勝で敗れてしまい、今季6度も決勝へ進出するという驚異的な数字を残してはいるが、その内準優勝が5回と非常に悔しい結果に。次なるJPBA女子ランキング対象戦は10月19日~20日(土~日)に行われる『第33回 北陸オープン』となる。会場は例年と同じく石川県野々市市の『野々市フォルテ 小ホール』だ。河原が3戦連続となるか、それとも栗林、平口を筆頭に河原の独走に待ったをかける選手が出てくるのか。非常に見所の多い大会となるだろう。ぜひ注目して頂きたい。
左から3位タイ:高木まき子、優勝:河原千尋、準優勝:平口結貴、3位タイ:栗林美幸
写真提供:On the hill!