今週末は東海レディースグランプリが開幕!
決勝会場となる『マーシー』(※写真は昨年の東海グランプリ・レディースグランプリ決勝日)
9月14日~15日(土~日)、愛知県にて『第19回 東海レディースグランプリ』が開催される。14日(土)の予選は春日井市の『春日井オークランド』、15日(日)の決勝トーナメントは男子の『第24回 東海グランプリ』と同じ会場である『マーシー』にて行われる。
フォーマットはナインボール、勝者ブレイク、ランダムセルフラック、スリーポイントルール。予選は6ラック先取のダブルイリミネーション、決勝日(ベスト8~)は7ラック先取のシングルイリミネーション。すでにJPBAのHPでは会場別組合せが公開されており、東西の女子プロが33名、アマチュア選手が16名の計49名がしのぎを削る。昨年は平口結貴が河原千尋を破ってタイトルを獲得した。
栗林美幸
注目選手としては栗林美幸を挙げたい。栗林は8月4日(日)に行われた『全日本女子プロツアー第3戦』で河原に勝利し今季単独トップとなる3勝目を飾り、すでに昨季の勝利数に並んだ。今季は女子の公式戦が7大会行われ、その内、欠場した全日本女子プロツアー第1戦と9位タイだった第2戦以外の5大会でベスト4以上の成績を収めており、シーズン通して好調を維持している。東海で4勝目を上げ、ランキングポイントで河原に迫ることができるだろうか。8月末時点のJPBA女子ランキングはコチラ。
昨年準優勝:河原千尋
対抗馬としては河原、平口になるだろう。河原は今季、栗林に次ぐ2勝(関東レディース、大阪クイーンズ)を挙げており、ランキングではいまだ1位を走っている。しかし、栗林の追い上げによって徐々に差が縮まっていることを考えると、この辺りで大阪クイーンズ以来の勝ち星を上げ2位以下を再び引き離したいところだろう。昨年の準優勝という結果を超え、今年は頂点に立つことができるだろうか。
昨年優勝:平口結貴
平口は勝利数こそ『CPBAクイーンズ』の1勝のみではあるが、国内戦では準優勝3回とコンスタントに成績を残している。海外戦では6月に中国で行われた『CBSAツアー 泰順戦』にて、’14年・’15年の『女子ナインボール世界選手権』連覇という輝かしい実績を持つ地元中国の強豪、劉沙莎を破って銅メダルを獲得している。今年はディフェンディングチャンピオンとして連覇に期待だ。
大会の観戦料は予選、決勝共に1,000円。予選は『春日井オークランド』、決勝は『マーシー』にて行われる。熾烈なタイトル・ランキング争いが続く女子ビリヤード、当日はぜひ会場で試合の緊張感を味わって頂きたい。
写真提供:On the hill!