名人位への挑戦者は大坪和史に決定!
2019.08.13
第59期名人戦 A級戦(名人位挑戦者決定戦)
A級戦を戦った16名の選手達
8月11日(日)、京都府京都市にある『ピカソ』にて、現名人位・喜島安広への挑戦権を懸けた『第59期名人戦 A級戦(名人位挑戦者決定戦)』が行われた。フォーマットはローテーション240点先取、ダブルイリミネーション。
会場となった『ピカソ』※写真は昨年の名人戦A級戦より
A級戦はA級シードの林武志(神奈川・KPBA)と各ブロック予選を勝ち抜いてきた15名の計16名が出場。その中で挑戦者に輝いたのは第23期~25期(’14~’16年)を含む通算4度の球聖位在位と、第40期~41期名人位(’00年~’01年)在位の実績などを持つ国内トップアマの1人、大坪和史(広島・HPBC)となった(大会結果はコチラ)。
準優勝:建川雄司(埼玉・SPA)
優勝:大坪和史(広島・HPBC)
大坪は今月5日に行われた『第10回 東日本TOKYOナインボール』を制した高比良祐輔(東京・TPA)や昨年の『全日本アマチュアポケットビリヤード選手権』の覇者である干場修などを撃破し、5連勝で勝者側から決勝へと進出。決勝では昨年の『マスターズ』で準優勝の建川雄司(埼玉・SPA)と対戦。1度は141-240で敗れたが、プレーオフで再度対戦し240-78で挑戦者の権利を勝ち取った。
第58期名人位:喜島安広(埼玉・SPA)
『名人位決定戦』は9月29日(日)に喜島の所属している埼玉県上尾市の『セスパ東大宮』にて行われる。フォーマットはこれまでと異なり、300点・5セット先取というロングゲームとなっている。喜島が防衛を果たし2期連続・3度目の名人位となるのか、大坪が18年ぶりの名人位の座に復位することになるのか。いよいよ名人戦はクライマックスに突入だ。
写真提供:JAPA