テンボール世界選手権1日目が終了
現地時間7月22日(月)より『テンボール世界選手権』の試合がスタートしている。この大会は64名の招待制となっており、各国からワールドスターたちが集結しテンボール世界王者の称号をかけて争う。JPBAからはAPBUシードとして大井直幸と栗林達、6月に行われた日本予選を通過した羅立文と吉岡正登、ワイルドカードとして赤狩山幸男の5名が参戦。
栗林達
フォーマットは8ラック先取のダブルイリミネーションでベスト16を決定し、その後は10ラック先取のシングルイリミネーションでしのぎを削る。JPBA勢の1日目の結果を試合が終わった順に紹介していくと、まず栗林はフィリピンのジェームズ・アラナスに8-6で勝利し勝者側2回戦へ駒を進めた。続いて羅はスコットランドのジェイソン・ショウに4-8で、大井がオーストリアのマクシミリアン・レヒナーにヒルヒルで、赤狩山はギリシャのアレクサンダー・カザキスに6-8でそれぞれ敗れ、3名は敗者側へと回る結果に。最後の吉岡は?坤霖と対戦しヒルヒルで勝利。勝者側2回戦進出となった。
羅立文
大井直幸
明日のJPBA勢の対戦カードは以下の通り。
栗林達vsクリス・メリング(イギリス)
羅立文vsToan Nguyen(ベトナム)
大井直幸vsエクレント・カチ(アルバニア)
赤狩山幸男vsルベン・バウティスタ(メキシコ)
吉岡正登vsカルロ・ビアド(フィリピン)
赤狩山幸男
吉岡正登
その他、勝者2回戦の海外勢注目カードとしては
ヨシュア・フィラー(ドイツ)vsヨハン・チュア(フィリピン)
アレクサンダー・カザキス(ギリシャ)vsスカイラー・ウッドワード(アメリカ)
ラルフ・スーケー(ドイツ)vsアール・ストリックランド(アメリカ)
柯秉逸(台湾)vsアレックス・パグラヤン(カナダ)
などが挙げられる。これ以外にもアメリカの大エース、シェーン・バン・ボーニング(アメリカ)や、2019アジア選手権覇者である柯秉中など、優勝候補となる選手は順当に勝ち上がっている。
WPAランキング1位、ヨシュア・フィラー(ドイツ)
今月16日に今年の『BCA Hall of Fame』(ビリヤードの殿堂)入りが決まったアレックス・パグラヤン(カナダ)
トーナメント表はコチラ。この大会の一部の試合は『CueSports International』(CSI)のYouTubeチャンネルにてLive配信を行っているので、気になる方はチェックしてみていただきたい。