大井直幸JO初優勝!!
第32回ジャパンオープン
優勝、大井直幸!
日本最大のビリヤードオープントーナメントにして、JPBA2019年シーズン前半戦の大一番『第32回ジャパンオープン』。遂にフィナーレの時を迎えた。
バンキング、小川ブレイクでゲームはスタート
日本人選手同士の対決となった大井直幸 vs 小川徳郎のファイナルはここまでの連戦の疲れからか静かな立ち上がりとなった。バンキングを取った小川のブレイクからゲームはスタート。大井は序盤ここまで圧倒してきたゲームとは打って変わってシュートミスなどで小川に2連取を許す。
準優勝、小川徳郎
しかし徐々に調子を取り戻しそこから3連取で3-2でゲームを折り返す。大井はここでタイムアウトを取り、続く6、7ラック目を連取すると大井劇場の幕が開けた。8、9ラック目を自慢の『ショットガン・マスワリ』を2回続けてリーチを掛けると、運命の10ラック目、小川のセーフティをセーフティで返し、球が見えたところでランアウト。
終わってみれば8ラック連取で勝利を手繰り寄せた。3年連続の決勝進出にして悲願の初優勝、優勝を決めた瞬間は控えめなガッツポーズで声援に応えた。
優勝、陳佳樺
女子決勝の陳佳樺(台湾)vs ルビレン・アミット(フィリピン)は序盤アミットが走る。先程栗林美幸との激戦を制した陳だったが、アミットの正確なプレーに対応しきれず4連取を許す。その後辛くも1ラックを返した後、ゲームの流れが変わった。続く6ラック目、アミットが?を痛恨のミス。それを逃さず陳が3連取でスコアは4-4のタイに戻すと、さらに2連取で6-4とする。
準優勝、ルビレン・アミット
陳がリーチを掛けて迎えた11ラック目、互いの死力を尽くしたセーフティ合戦をアミットを制して1点差に迫ったが、反撃も及ばず陳佳樺がゲームボールを取り、男女共にJO初優勝を飾った。
解説の様子
なお、この模様はCBNTで配信予定。福田豊プロと平口結貴プロの解説付き。お楽しみに!