6月30日（日）東京都池袋の『ビリヤード・ロサ』にて、『U-Billiards festa Rei-One!』が開催されました。このイベントは、首都圏で活動を続ける7大学のビリヤードサークルが中心となり、各サークルの活性化とサークル間の交流、さらには学生ビリヤードの活性化を図った、大学生・専門学生のためのビリヤードイベントです。

関東学生ビリヤード連盟設立準備委員会代表の星野雄蔵さん（左）と竹中朋也さん（右）

イベントは3部構成になっており、第1部では新入生・CクラスとBクラス以上に分かれて、7名のプロによるグループレッスンが行われました。新入生・Cクラスは基本的なフォームから、ビリヤードの用語解説などを、Bクラス以上はキュー切れをテーマに、押し球や引き球のコツを教わっていました。その後は全員共通でブレイクのレッスン、課題配球など、学生達は真剣且つワイワイ楽しく取り組んでいました。

第2部では学生がA・B2つのグループに分かれ、時間交替でプロによるエキシビジョンマッチとトリックショットを観戦・体験しました。エキシビジョンマッチでは、野内麻聖美プロ、府川真理プロの実況・解説のもと、土方隼斗プロvs
高野智央プロの対戦を、学生達は間近で観戦しました。普段なかなか見ることのできない土方プロのフルブレイク、学生からの無茶なリクエストを見事にこなす高野プロ、場を盛り上げた野内プロと府川プロの実況・解説が相まって、非常に盛り上がり、あっという間の時間となりました。

長矢賢治プロのトリックショットは参加者全員を魅了しました

もう一方のトリックショットでは、長矢賢治プロ、岡田將輝プロ、稲見厚史プロ、松村浩道プロが実演をしつつ、学生達が実際に体験をしました。長矢プロは普段なかなか行わないと言っていた難易度の高いショットを成功させるなど、場を湧かせるとともにトリックショットの魅力を存分に伝えていました。

第3部は新入生限定イベント、『三球入魂』が開かれました。このイベントでは今年サークル・部活に入った学生に、1人1回限りでそれぞれ距離の異なるセンターショット3球連続インに挑戦してもらい、成功者には協賛企業から提供されたグローブやチョークなどのアイテムがプレゼントされました。

入念にセッティングをする上智大学サークル『Q’s』幹事長の大野耀太郎さん

『関東学生ビリヤード設立準備委員会』代表の星野さんは閉会式の挨拶の中で『学生達はビリヤード界の宝であり、1人でも多くの学生に4年間ビリヤードに勤しんで欲しい』と語っていました。次回は11月下旬～12月上旬頃にまた新たなイベントを予定しているので、今回参加できなかった学生も次回こそは参加を考えてみてはどうでしょうか。

また、『U-Billiards festa Rei-One!』の特設ページでは、フォトギャラリーを設けています。イベントの模様を撮影した写真から、サークルごとの集合写真など、多数掲載していますのでぜひご覧ください。フォトギャラリーはコチラから。