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大井直幸、グランプリ4連覇!

2019.06.17
@神奈川県横浜市『アロウズビリヤード』

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優勝・大井直幸

6月16日(日)、神奈川県横浜市にある『アロウズビリヤード』にて、『東日本グランプリ第3戦』の決勝トーナメントが行われた(前日の関東予選は関東圏内6会場を使用)。フォーマットはテンボール、勝者ブレイク、8ラック先取、ランダムセルフラック。

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会場となった『アロウズビリヤード』

会場のアロウズには試合開始の11時ごろから多くのギャラリーが詰めかけ、開催店シードであり、オーナーの丸岡良輔をはじめ、たくさんの声援が選手に送られていた。その中でベスト4へと勝ち上がったのは大井直幸栗林達羅立文、のランキング上位3名に加え、ベスト8で土方隼斗に勝利した西尾祐となった。

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3位タイ・西尾祐。ベスト8で土方を破るも、勢いに乗った羅を止めることはできなかった

組み合わせは大井vs栗林、羅vs西尾。この中で決勝進出1番乗りを果たしたのは羅だった。羅は序盤から積極果敢な攻めを見せ、西尾にほとんどターンを譲ることなく8-0で完勝した。

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3位タイ・栗林達。この日の大井を苦しめた唯一の選手だった。

もう一方の大井、栗林は、大井が常にリードを取った状態でゲームが進んでいたが、栗林も食らいついていきカウントは5-5のタイまでもつれた。しかし、その後は栗林のブレイクスクラッチや大井の決定力が重なり、大井が3ラック連取し8-5で試合は終了。決勝戦は大井vs羅となった。

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決勝でも大井は輝きを放ち、ギャラリーを沸かせた

この組み合わせは、大井のグランプリ連覇のスタートとなった昨年の最終戦、そして今年の第1戦に続き3度目。羅としては3度目の正直となってほしいところだったが、決勝戦になっても大井の攻撃力、プレースピードの速さに陰りは見えず、5度のマスワリなど8-1で優勝。この結果により、大井は昨年の東日本移籍以降、11回のグランプリを戦い、圧巻の7勝目を記録した。

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準優勝・羅立文。今回も大井を超えることは叶わなかった

ベストアマ賞は前日の関東予選で高野智央高橋邦彦を破り、決勝日も丸岡をあと一歩まで追いつめた川上善広が受賞した。今回も大井劇場となった東日本グランプリ。このまま大井の支配が続いてしまうのか、それとも羅、栗林、土方を中心に支配を終わらせる選手が現れるのか。

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写真左からベストアマ・川上善広、3位タイ・西尾祐、優勝・大井直幸、準優勝・羅立文、3位タイ・栗林達

次なるJPBAの公式戦は、7月13~15日(土~月祝)に行われる真夏の激闘『ジャパンオープン』となる。中国、台湾を中心に海外から強豪選手が参戦し、しのぎを削り合う国内最大のオープン戦だ。ぜひ、決勝日の会場となる東京都港区にある『ニューピアホール』で極限の緊張感を味わってみてはいかがだろうか。

決勝の模様は『CBNT』にて後日配信予定です。お楽しみに!

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