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土方隼斗が九州オープン優勝を飾る!

2019.06.11
@福岡県北九州市・ビリヤード淡路

6月9日(日)福岡県北九州市の『ビリヤード淡路』にて、『第31回九州ポケットビリヤードオープン』が行われた。フォーマットはナインボールの勝者ブレイク、予選ラウンドは5ラック先取。ベスト32以降は決勝トーナメントとなり、6ラック先取となった。

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写真左から3位タイ・正崎洋行、優勝・土方隼斗、準優勝・北谷好宏、3位タイ・宮崎義規

JPBAが2月18日(月)に発表したニュースの通り、今年の九州オープンは例年と異なり、全国ランキング対象試合として開催されないこととなっていた。プロアマ合わせ103名が出場した今大会は、昨年までと比較するとやはりプロが少なかったこともあり、アマチュア選手が数多く決勝トーナメントに名を連ねていた。しかし、その中で『JPBA四天王』で唯一この大会に出場した土方隼斗が、トッププロの貫禄を見せ付けて優勝を飾った。

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準優勝・北谷好宏 ※写真は西日本グランプリ第3戦より

土方は準決勝で、2013年の同大会準優勝の経験があるアマチュアの宮崎義規を6-3で退けて決勝に駒を進めた。もう一方の山を勝ち上がったのは、準決勝で正崎洋行をヒルヒルの末に破った会場である淡路に所属している北谷好宏だった。

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優勝・土方隼斗 ※写真は第35回関東オープンより

決勝での土方の攻撃力は凄まじかった。バンキングからブレイクを獲得すると、マスワリ王子の名に相応しい圧巻の5連続マスワリを決めて瞬く間にリーチをかける。その後も北谷好宏を寄せ付けることなく6-0で勝利し、2016年以来となる2度目の優勝となった。

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第31回九州オープン決勝トーナメントの結果

今回は残念ながらランキング対象戦ではなかったが、これで土方は5月25~26日(土~日)に行われた『第31回北海道オープン』に続いての優勝となり、着実に調子を上げてきている。一方の北谷も、5月12日(日)の『第47回全日本14-1オープン』で5位タイとなってから、北海道オープンでも5位タイ、6月2日(日)の『西日本グランプリ第3戦』で3位タイ、そして今回の九州オープンで準優勝と、コンスタントに上位に進出している。土方だけでなく北谷の戦いにも注目していきたい。

写真提供:NBA九州支部

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