韓国・高陽市でスリークッションの新プロツアー『PBA Tour』が開催中だ。6月3日(月)~6月7日(金)にかけて、その第1回のトーナメントとなる『Panasonic Open』が行われている。
現在、韓国では24時間キャロムビリヤード番組を放送している『Billiards TV』や、リアルタイム録画、分析して、PCやスマートフォンでプレーとコーチング映像をサービスする『Billizone』など、世界を席巻するほどのキャロムブームが巻き起こっている。その波は日本にも流れ、6月15~16日(土-日)開催の『JBS MAJESTY CUP(マジェスティカップ)』は『Billizone』で配信されることが決定している。それらを背景に誕生したのが『PBA Tour』だ。
『PBA Tour』とは、128人によるシーズン登録制で予選ラウンド(ベスト32まで)を『サバイバースリークッション』(4人1組・減点方式で争われる競技)、決勝ラウンドをセットマッチ方式で勝敗を競い、1部・2部ツアーの昇降制度が導入されたこれまでとは全く異なる様相を呈したプロツアーとなっている。
界敦康
小林英明
日本でこのPBAへの参加を表明した選手は、界敦康と小林英明の2名。この詳細・大会結果については次号の『CUE’S 9月号』や『Web CUE’S』にて掲載予定。キャロムシーンの革命となるのか? また日本への影響など、今後の動向に注視していきたい。