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土方隼斗が11年ぶりに北海道を制す!

2019.05.27
@トヨペット月寒店・トヨペットスクエア

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優勝・土方隼斗

5月26日(日)、北海道・札幌市にある『トヨペット月寒店』のショールーム『トヨペットスクエア』にて、『第31回北海道オープン』の決勝トーナメントが行われた。結果は土方隼斗が11年ぶり2度目となる優勝を果たし、今季2勝目を記録した。

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会場の『トヨペットスクエア』

決勝日のフォーマットはナインボールの8ラック先取、ランダムラック、交互ブレイク。準決勝の組み合わせは土方vs飯間智也津堅翔vs川端聡となった。

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3位タイ・津堅翔

まず、川端vs津堅の試合は、中盤まで川端が2年連続ベスト4に残った津堅に5?2と突き放されていたが、その後の津堅は配置に恵まれず、追加点を奪えなかった。川端がその隙を突いて反撃を開始し、怒涛の6ラック連取で8?5。逆転で決勝進出を果たした。最終ラックとなった第13ラックではきっちりマスワリで試合を終わらせた。

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3位タイ・飯間智也

もう一方の土方vs飯間というカードは、第29回大会(2017年)の準決勝でも行われており、当時は飯間が8?3で勝利した。一昨年と同じ準決勝での対戦となった今回は、4?4まで互角の展開を見せた。しかし、そこから土方が均衡を破り、3ラック連取し7?4。飯間も意地を見せて1ラック返したが、反撃もここまで。土方が8?5で飯間を撃破し、決勝進出を決めた。

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準優勝・川端聡

迎えた決勝戦。スタートは互いにマスワリを見せて点の取り合いに。その後7?5で先にリーチをかけたのは土方であったが、第13ラックで6番をシュートミス。そのミスを逃さず川端が1ラック取り返して6?7に。ヒルヒルに持っていきたい川端だったが、第14ラックで2番をポケットした時に、手球がスクラッチとなり万事休す。その後は土方が取り切り8?6で試合終了となった。

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写真左からベストアマ・畠山周大、3位タイ・飯間智也、優勝・土方隼斗、準優勝・川端聡、3位タイ・津堅翔

土方は11年ぶり2度目の優勝となり、今季は2月に行われた『第35回関東オープン』以来の優勝を飾った。尚、ベストアマ賞は決勝日に進出した5名のアマチュアの中で、唯一ベスト16に進出した畠山周大が受賞した。

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次回のJPBA公式戦は、和歌山県・和歌山市にある『オーシャンドリーム』で行われる『西日本グランプリ第3戦』となる。今回準優勝の川端や3位タイの飯間の活躍にぜひ注目して頂きたい。

写真提供:On the hill!

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