肥田緒里恵が3年ぶりエメラルドカップ制覇!
肥田緒里恵(左)、『アダムジャパン』関根沙織社長(右)
5月19日(日)、『アダムジャパン』主催の女子スリークッションの大会『20th Ladies 3C ADAM EMERALD CUP』が開催され、肥田緒里恵が3年ぶり6度目の優勝を果たした。このエメラルドカップはJPBF東日本支部が主管を務め、JPBFランキングポイントにも影響する公式戦にあたる。今大会はJPBFプロの地道な活動も実り、過去最多となる27名の参加者が集まった。
会場『ビリヤード小林』
フォーマットは5点ゲーム(15キュー打ち切り・裏撞きなし)の2セット先取、ベスト8まではダブルイリミネーション、以降はシングルで行われた。
昨年優勝・東内那津未
短いフォーマットとは言え、ベスト8の内6名がJPBFプロ勢とやはりその強さは健在。ベスト8戦では林奈美子が昨大会優勝の東内那津未をフルセットの末に破り、ベスト4入りを果たした。アマチュアでここまで残った中村さくら(Roots)は界文子をフルセットまで追い詰めたがここで敗退。その他、小林諒子は西本優子を、肥田緒里恵は竹島淳子(GLANZ)をそれぞれ下しベスト4入りを果たした。
3位タイ・林奈美子
3位タイ・小林諒子
準決勝の肥田 vs 小林、界 vs 林はともにフルセットまでもつれたが、肥田と界が決勝へ進出し、4月13日(土)の『Women’s Three Cushion』決勝以来の再戦となった。その際は界の勝利だったが、今大会は1セット目を5?2(3キュー・ハイラン5)、2セット目を5?3(2キュー・ハイラン3)とわずか5キューで10点を取り、肥田が貫禄ある優勝を果たした。
準優勝・界文子
優勝・肥田緒里恵
試合後、主催の『アダムジャパン』関根社長はキャロムビリヤードの増加傾向や韓国での大流行を背景に更なる大会なども検討していくとのことだ。
即売会も好評! 『アダムジャパン』
参加者全員に参加賞!
なお、今大会は成績に関係なく参加した全てのプレイヤーに参加賞や、『アダムジャパン』製品がもらえるジャンケン大会なども行われ、盛況で閉幕となった。
後列左から、5位タイ・東内那津未、西本優子、竹島淳子、中村さくら
3位タイ・林奈美子、準優勝・界文子、優勝・肥田緒里恵、3位タイ・小林諒子、関根沙織社長