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奈良県が13年ぶり2度目の優勝!

2019.05.20
第55回全日本都道府県対抗ポケットビリヤード選手権大会

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和歌山県・和歌山市にある『和歌山ビッグホエール』特設会場にて行われていたアマチュアビリヤードの団体公式戦、『都道府県対抗』が19日(日)に閉幕。今年は41の都道府県から48チームが出場し、ローテーション・120点先取によって日本一を決定した。

【決勝トーナメント進出チーム】
Aブロック:静岡 (予選38勝17敗)
Bブロック:広島 (予選39勝16敗)
Cブロック:奈良 (予選35勝20敗)
Dブロック:千葉 (予選35勝20敗)

準決勝は奈良vs静岡、広島vs千葉の組み合わせに。先ず奈良と静岡は、4?1で奈良が快勝し決勝へ進出。もう一方の広島と千葉は、広島が3?2で接戦を制した。

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4位・千葉県

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3位・静岡県

決勝戦は1975年、第12回大会以来の優勝を目指す広島vs2006年、第43回以来の優勝を狙う奈良というカードに。互いに優勝すれば2度目の戴冠となり、その結末を見届けんと各県の選手達が決勝テーブルの周囲を埋めた。

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準優勝・広島県

試合の流れは奈良にあった。先ず奈良の4番、金澤茂昌が高上真一に120?18で先勝。その後、2番の斉藤裕児も佐藤定成に120?89で勝利し、トータル2?0で奈良が優勝に王手を掛けた。後が無くなった広島だったが、意地を見せて3番の大塚郷司が吉向翔平を120?48で撃破した。しかし奈良の5番、白戸玲人が中野雅之を120?11で破ったことで、奈良が13年ぶり2度目の優勝となった(1番、大坪和史 120 vs 56 山田晃司 トータルスコア・奈良 3?2 広島)。

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優勝・奈良県

大会MVPとハイラン賞は京都Aの早川徹がダブル受賞を飾った。国産カスタムキューメーカー『早川工房』の代表でもある早川は、自身が製作しているキューのみならず、プレイヤーとしても一級品で、今大会では10勝1敗という成績を残した。早川の他にも東京Aの榎本純久、熊本の宮崎義規が10勝1敗だったが、トータルポイントで早川となった。

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アダムのプレゼンテーターを務めた川端聡(左)とMVP&ハイラン賞を受賞した早川徹(右)

JAPAのホームページでは、総合順位、個人成績、予選の全結果などを閲覧することができるので、そちらもチェックしてみてはどうだろうか。

次なるアマチュア全国主要タイトル戦は、8月11日(日)に京都で行われる『第59期名人戦 A級戦』となる。同大会は9月29日(日)に行われる『第59期名人戦 名人位決定戦』で、現名人位である喜島安広への挑戦者を決定する戦いだ。6月16日(日)に行われる関西E級戦を皮切りに、各地区で予選が始まる。ぜひ注目して頂きたい。

写真提供:JAPA/On the hill!

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