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JPA初のレディース戦はフルエントリーの人気ぶり

2019.05.08
第1回JPAレディースシングルスチャンピオンシップ

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令和元年の連休最終日、JPAが主催する初のレディース戦が開催された。参加したレディーは57名。当初は39名の予定だったが、申し込みが予想を上回ったため、57名に増枠。それでもなおフルエントリーでキャンセル待ちも数人いたほどの人気ぶりだった。

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会場は、東京中延の『Billiard Oops!(ウップス)』。予選は7台をフルに使って3回転で行った。フォーマットはJPA形式のショートハンデ戦。SL2は9点、SL5は19点という具合だ。予選は3人1組で2勝した人が勝ち抜け。1勝1敗で並んだ場合はバンキング対決となる。

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レディース戦ということで、会場にはJPAからお菓子やおにぎりがふるまわれた。奥さんの応援に来られていたご主人やスタッフなど数名の男性がいたものの、会場内はほぼ女性。きれいなネイル、ピンヒール、黒髪のさらさらストレートロングヘア、キューケースに付けられたかわいいマスコット……、会場はおのずと華やかな雰囲気に。

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松川慎之介プロによる無料ワンポイントレッスンが受けられるラッキーな特典も設けられていた。苦手なショットを教えてもらったり、対戦形式で「見て覚える」派もいたりと、こちらも盛況だった。

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決勝トーナメントに進んだのは19人。シングルイリミネーションで頂点を競う。準決勝に進んだ4人はSL4が2人とSL3、SL2。ショートハンディとあって、高スキルの場合、ワンミスが命取りとなることもある。そのためか、決勝トーナメントに進んだ19人のうち半数以上がSL3以下だった。

決勝戦はSL4とSL3の対決。羽鳥さん(SL4)が終始リードし、そのまま勝利を手にした。準優勝の尾崎さん(SL3)は、なんとキャンセル待ちからここまで勝ち上がった。キャンセルが出たのは1枠。尾崎さんはキャンセル待ち2番手だったが、1番手の人には連絡がつかなかったため、8:30から会場に来て待機していた尾崎さんが参加資格を得ることに。そしてそこからの準優勝となった。

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優勝は羽鳥あゆみさん(SL4)

初のレディース戦は運営もスムーズで、トラブルもなく予定時刻に終了。今回、予想を上回る好評ぶりだったため、今年中に第2回を開催したいとのこと。参加者にとっても運営側にとっても大満足のうちに閉幕となった。

Yumi KURIMOTO

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