世界タッグ戦が開催中
舞台となったドイツ・フィアゼン
3月14日(木)から、ドイツ・フィアゼンを舞台に『スリークッション世界選手権・国別対抗戦』(世界タッグ選手権)が開催されている。日本代表は昨年大会と同じペアの界敦康と森雄介。
世界戦に向け練習中の森雄介
本大会は世界各国から16チームが出場し、4日間の日程で行われる。まず16チームが4×4組に分かれて総当たりで戦う予選リーグからスタートし各組上位2チーム、計8チームによる決勝トーナメントに進出する。40点先取・ワンショット交代のスコッチダブルスで行われる。
昨年大会ベスト4。左から準優勝・オーストリア、優勝・韓国、3位タイ・トルコ、デンマーク
(Photo Courtesy of Billiard Magazine Touch)
昨年大会の日本は、初戦でフランスと対戦し34-40で敗北、2日目のレバノン戦で40-38と勝利を挙げた。しかし、予選最終日に2勝負け無しだったベルギーチームに13-40で敗れてグループ3位が確定し、決勝トーナメント進出はならず総合11位で大会を終えた。優勝はキャロムの強国・韓国が連覇を果たして大会を終えた。
昨年の様子。界&森ペアは総合11位で大会を終えた
(Photo Courtesy of Billiard Magazine Touch)
予選リーグ・グループAの日本はフランス、メキシコ、ベルギーと対戦する。14日に行われた初戦の相手は昨年に引き続きフランス。昨年は34?40で敗北を喫しているだけに、雪辱を果たしたいところだったが36?40で惜敗(29キュー、アベレージ・日本1.241、フランス1.379)。しかし2日目のメキシコ戦は40-22で快勝(24キュー、アベレージ・日本1.666、メキシコ0.916)し、3戦目のベルギー戦(現地時間16日試合予定)に決勝トーナメント進出を懸けることとなった。