群雄割拠の西日本グランプリが今週末開幕!
3月10日(日)愛知県犬山市の『ビリヤード&ダーツカフェ R.T.B』にて、『西日本グランプリ第1戦』(GPW)が開幕する。フォーマットはWPAテンボールの予選8ラック先取、ベスト16より7ラック先取で行われる。予選は決勝会場の『R.T.B』の他、同じく愛知県内にある『小牧ハスラー』と、岐阜県の『みんなのビリヤード IMPACT』にて行われる。前回大会優勝者シードに川端聡、開催店シード選手として
原口俊行
が名を連ねている。
昨年の第5戦優勝・川端聡
昨年の開幕戦優勝を飾った竹中寛
昨年のグランプリ開幕戦ではサムライ・竹中寛が優勝し、大井直幸が抜けた後の西日本の主役に名乗りを上げたかに思えた。しかし、そうはさせまいと第2戦ではグランプリ発足後、歴代2位の勝利数(13回)を誇る田中雅明が勝利、西日本トップの争いは熾烈を極めた。
その中で2018年、最も強烈な存在感を放ったのがダイナマイト・レフティーの異名を持つ川端だ。川端は第1戦準優勝、第3・第5戦優勝と、4戦中3戦(第4戦は台風の影響で中止)が決勝進出という圧巻の成績を残した。今回優勝すれば勝利数が13となり、田中と並んで2位タイとなる。2019年もダイナマイトの異名さながらの、攻撃的且つ迫力あるプレーで観客を楽しませてくれるに違いない。
田中雅明
飯間智也
竹中、田中、川端と、ベテラン組が席巻している西日本だが、飯間智也を忘れてはいけない。昨年はグランプリでの優勝は無かったものの、第2戦で3位タイ、第5戦では準優勝、『第51回全日本選手権大会』で5位タイの成績を残すなど、大舞台でも実力を発揮することができる選手だ。その他にも先の『第30回関西オープン』で優勝した
吉岡正登
や、昨年のグランプリ第2戦で準優勝の杉原匡、九州の兄弟プロ、北谷好宏・英貴など、新たな西日本の主役となり得る選手を挙げたらきりがない。
今年は2018年と同様に、ベテラン組がグランプリを制圧してしまうのか、それとも打って変わって新しいチャンピオンが生まれるのか。毎回優勝予想の難しい西日本グランプリは10時試合開始だ。