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飯間智也が7年ぶり3度目の優勝!

2019.02.13
2019 第24回京都オープン

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会場『ビリヤードY’s』

去る2月10日(日)。朝から雪が舞う京都で『第24回京都オープン』が開催され、プロアマ男女計284名の選手が京都市内および近郊の計10会場に集い、熱い戦いを繰り広げた。フォーマットは例年通りナインボール6(男子アマA級・女子プロ5、男子アマB級・女子アマ4)ラック先取。(予選敗者側は1ラックダウン)

京都オープンの歴史をさかのぼると、1996年に始まり、片岡久直、奥村健、利川章雲、そして川端聡の2連覇と、時のスターたちが順に華やかに優勝を飾って、以降一度も途切れることなく継続してきた。現在の京都においては、トップレベルの球を間近に見られる貴重なイベントとしても定着している。

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飯間智也

近年は、15組に分かれた予選を勝ち抜いた15名と、前年優勝者を交えた16名によって最終となる決勝シングルが行われる。ここに入るのは難関で、今回も有力視されたプロでも果たせずに終わった選手が多数。そんな中で貫録を見せたのは、今大会に出場中、昨年のJPBAランキングで上から数えて4名の飯間智也、川端聡、杉原匡、そして地元の田中雅明という面々。全員が揃ってベスト16入りを果たして力を見せた格好に。

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3位タイ・弓場将平

一方、例年通りアマチュア選手の活躍も光った。中でも巷で『大阪四天王』と囁かれるメンバーが、枠順に弓場将平、吉岡保俊、鏡園勝(前年優勝シード)、田中裕也の4名が揃ってベスト入りを果たした。また京都ローテーションクラブ出身で現在は広島に拠点を置くトップアマ・中野雅之も昨年に続いて遠征出場。学生時代を京都で過ごした中野は、旧知の仲間と親交を深めながら、本大会で自身2度目となる5位タイフィニッシュを決めた。

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5位タイ・中野雅之(左)、3位タイ・弓場将平(右)

そんな中野と同じ大学の後輩にあたり、学生時代を京都で過ごして「田中プロとは毎日のように撞いてもらっていた時期があります」というのが前出の弓場。「直接の面識はなかったのですが、ビリヤードの偉大な先輩として、雲の上の存在ですが背中を追いかけていました」ということで今回は珍しいツーショットも撮影。以上は地方のオープン戦ならではの交流、そして玉の都ならではのエピソードとして。

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決勝戦。飯間智也(左)、田中雅明(右)

試合の方は「今日は本当にツイていました」という飯間が、決勝戦で田中雅明を破って、7年ぶり3度目の優勝を飾った。飯間は地元のアマチュア今井武士を下すとベスト8では中野とヒルヒルの激闘。マスワリのゲームボールを沈めた中野だったが、無情にも手球もイン。さらに山岡修二との準決勝も4-2までリードを許すも逆転勝ちで決勝進出を決めた。

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3位タイ・山岡修二

反対の山では地元の期待を背負う田中が吉岡、そして奈良の増成亮太、弓場と3名の強豪アマを下してファイナルへ。増成戦では先にリーチを許していたので、飯間と同様に決して楽な道ではなかった。これが観戦する側にとっては、ショートゲームのハンディ戦の見どころでもある。ファイナルでは田中が追い上げに入る場面の”1球”が明暗を分ける形となり、残りを取り切った飯間に軍配が上がった。

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準優勝・田中雅明

決勝戦終了後も田中を囲んで配置を再現しての意見交換などがなされ、和気あいあいとしたムードの中で長い一日に幕を下ろした。「寒い中を遠方からも多数の参加をしていただき感謝します。来年以降もより良い大会として継続できるよう努めていきます」と主管に当たる京都府ビリヤード協会の小堀泰次郎理事長の挨拶で締めた今大会。来年は四半世紀という節目を迎える。そろそろ大会よりも若い(1996年以降に誕生した)チャンピオンが誕生する日も近いのではないだろうか?

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『第24回京都オープン』優勝・飯間智也