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子ども達へのビリヤード普及活動の広がり

2019.01.14

注目の「キッズビリヤードチャンピオンシップ」

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会場となった『自遊空間アクティブ西浦和店』

12月22日(土)、埼玉県さいたま市の『自遊空間アクティブ西浦和店』にて『第2回キッズビリヤードチャンピオンシップ』が開催された。これは2018年8月に開催された小学生以下のビリヤードに取り組む子ども達を集めて行われた大会だ。

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今大会の企画・運営を行なった福田豊プロ

この日は14名が参加し、年齢別で3つの部門に分かれてオリジナルルールの「キッズ・イングリッシュビリヤード」を種目にして争った。これはイングリッシュビリヤードをベースに考案されたもので、3つのボールを使って、ポット(シュート)、キャノンショット、インオフ(スクラッチ)のいずれか1つ以上を成功させると得点が加算されていくというものだ。シンプルかつ、ビリヤードの基本技術を試されるゲームだ。

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キャロム・ポケット・スヌーカーの3種類のボールが用いられた

また今回のルールの中で特徴的だったのは使用するボール。年少の部門がキャロム用、そのの部門がポケット用、そして年長の部門がスヌーカー用のボールを用いて行った。

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小学2年生以下クラス優勝・善家理子選手

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小学3、4年生クラス優勝・石見春陽選手

今回の出場者達のほとんどは日頃からビリヤードに取り組むプレイヤー。中には、福田プロ(JPBA)のレッスンを定期的に受けているという子どもも複数いた。

試合はやはり、熱心に練習してきた選手が勝ち上がっていった。最後は3部門の決勝戦を1試合ずつ、全員が見守りながら行った。練習の成果を発揮できた選手もいれば、なかなか上手くいかずに悔しい思いをした選手もいた。結果にかかわらず、子ども達にとっては貴重な経験となる大会となったのではないだろうか。

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小学5.6年生クラス優勝・白石青空選手

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今大会のファイナリスト6名

さて、2018年はこうした「子ども」を対象としたイベントや大会、そのほか普及活動全般の広がりが見られた1年間だった。この大会の派生元であるイベント『親子でキッズビリヤード』を始めとして、様々な活動をWEBCUE’S、『隔月刊ビリヤードCUE’S』本誌でも紹介してきた。

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『アダムジャパン』の関根沙織社長がカタールのお菓子やビリヤードアイテムを子ども達にプレゼント

そうした全国での活動を支援する仕組み作りが現在進んでいるようだ。こうした活動はどうしてもボランティア、全国のビリヤード愛好家の気持ちなどだけで行われていることがほとんど。それをビリヤード界全体で推し進められるような支援基金の設立が準備されている。近いうちに始動するとのことで詳細は発表となり次第、このWEBキューズでも紹介する予定だ。ビリヤードが持つ本当の魅力、競技としての素晴らしさを子ども達に伝える機会が今年、より増えていくことへの期待が高まる。

Masato KITAMURA