オーストリアが2年ぶり2度目の優勝!
会場の『モーニングサイドアリーナ』
6月25日(火)から6日間に渡ってイングランド・レスターの『モーニングサイドアリーナ』で行われた『2019 ワールドカップオブプール』。その全日程が終了した。日本からは大井直幸&栗林達のペアが出場したが、香港に敗れ初戦敗退となった。
3位タイ:スペイン(左からフランシスコ・サンチェス・ルイス、デイビッド・アルケイド)
決勝の舞台に上がったのは2017年大会優勝のオーストリアとプール大国のフィリピン。オーストリアは当時のペアと同じアルビン・オーシャンとマリオ・ヒーが参戦し、準決勝でスペイン(デイビッド・アルケイド&フランシスコ・サンチェス・ルイス)を9-3で破った。
3位タイ:オランダ(左からニールス・フェイエン、マーク・ビスタボシュ)
もう一方のフィリピンはカルロ・ビアドとジェフリー・デルーナのペア。準決勝ではニールス・フェイエン&マーク・ビスタボシュのオランダ(ベスト8でディフェンディングチャンピオンの中国を撃破)と対戦し、9-6で勝利。
準優勝:フィリピン(左からジェフリー・デルーナ、カルロ・ビアド)
決勝は11ラック先取のロングゲームとなった。試合はフィリピンがブレイクに恵まれずスコアを伸ばせない苦しい展開に。チャンスを活かしたオーストリアは瞬く間に得点を重ね、10-3とリーチをかける。第14ラックはオーストリアがブレイクスクラッチとなり、フィリピンにターンが移るが、デルーナが?-?のコンビをシュートミス。その後はオーストリアが残りの球を順調に取り、最後はヒーが?を入れて2年ぶり2度目の優勝を果たした。
優勝:オーストリア(左からマリオ・ヒー、アルビン・オーシャン)
Photo by JP Parmentier/Matchroom Multi Sport