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2017.06.30 トピックス

【JO特集 Vol.12】Play back 2011

テンボール元年のトップ対決とラスト9のドラマ

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男子決勝は張榮麟vsエフレン・レイズ


2011年の第24回大会は、開催日の8日前に起こった東日本大震災の影響を受けて延期となり開催が危ぶまれていたが、ビリヤードに携わるプレイヤーや関係者達の努力によって7月9日〜10日の日程で無事に開催された。そしてこの年、男子の競技種目がナインボールからテンボールに変わった。

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男子は初のテンボールでの開催となった


今回の映像は、第24回大会で最も印象的な場面の一つ、女子ナインボール決勝の河原千尋vs魏子茜(台湾)のラストラックだ。河原はベスト8で周婕妤(台湾)、準決勝で夕川景子を下して自身2度目の決勝に進出。調子も良く、ギャラリーは河原の初優勝を期待して大きな盛り上がりを見せていた。

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JO初制覇に挑んだ河原千尋


河原の決勝の相手は、強国台湾から彗星のように現れた21歳の女子大生。魏はベスト8で梶谷景美、準決勝で光岡純子を下して、その強さが本物であることを証明しながら勝ち上がってきた。

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魏のプレーぶりは、強国台湾の層の厚さを感じさせた


試合は一進一退のまま終盤を迎え、まず先に河原が7-6とリーチをかけるが、第14ラックでは魏のミスショットがセーフティになる展開となり7-7。この時すでに男子決勝も終了し、運命の第15ラックは会場全体の全ての視線が注がれる中で進んでいった......。


前年に自身初の年間ランキング1位を獲得し、プロ入り6年にして梶谷と並ぶ日本のエースと目されるまでになった河原。JO初制覇こそ達成できなかったが、この年の経験は後のさらなる成長の大きな糧となった。

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この年の日本男子最高位は川端聡(上)、神箸久貴(下)の3位タイ


一方の男子決勝は、張榮麟(台湾)vsエフレン・レイズ。まさに世界のトップスターによるハイレベルバトルとなり、この時26歳だった張が、こちらもヒルヒルの激闘を制してJO初制覇。日本勢はこの年、川端聡神箸久貴の西日本のベテラン勢が活躍。それぞれ準決勝で張、レイズに苦杯を喫したが、3位タイに入る健闘を見せた。