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2018.04.29 トーナメント

全日本3C選手権プレーバック【2015年 第72回大会】

サドンデス決着で梅田竜二が3度目の全日本制覇!!

この年、東京・新大久保の『ビリヤード小林』での開催となった『第72回全日本スリークッション選手権大会』。5月5日(火・祝)、3日目の大会最終日は、ベスト8から火蓋が切って落とされた。

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午前11時から全4カードが同時にスタート


8選手による全4カードが同時スタートした中、最も輝きを放ったのは界敦康。序盤からテンポ良く当て続け、ベテラン・島田暁夫に20キュー・40-18で快勝する。萩原孝昌と対戦した梅田竜二は、先に奪ったリードを一時は2点差まで詰め寄られるが、終盤で再び突き放して24キュー・40-30でゲームをものにした。

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準優勝・界敦康


小林英明は序盤にビハインドを背負うものの、以降はコンスタントに加点して最年少プロ・森雄介を26点に抑えてベスト4へ(35キュー・40-26)。清田篤史vs船木耕司は、終始リードを奪われていた清田が最後に相手を捕らえ、ワンモアタイとなった勝負に競り勝つ(36キュー・40-39)。

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3位タイ・清田篤史


準決勝で清田と対戦した梅田は、最大で16点あったリード(26-10)を清田に僅差まで詰め寄られるが、終盤に再び振り切ってファイナルへ駒を進めた(32キュー・40-30)。一方の界は、初戦と異なり小林に大きなリードを許す展開となった。だが、9点のランを皮切りにスコアを伸ばしていき、最後も9点を撞き切ってドラマチックな逆転劇を演じる(25キュー・40-35)。

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3位タイ・小林英明


頂点を決めるファイナルはまさに一進一退の攻防。シーソーゲームの接戦の末に31キューで界が先にワンモアに到達(37-39)。だが、梅田も32キューで3点を撞き切って40点に達した。界も「裏撞き」で確実に1点を加点し、決着はサドンデスに委ねられた。

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梅田にとっては6年ぶり3度目の全日本トロフィーだった


大勢のギャラリーの視線が集中する緊迫の空気の中、先攻の梅田が4点を記録。それを受けてプレッシャーが掛かる後攻の界。初球から2連続で成功させるも、続けて放ったショットが赤をギリギリかすめてしまい、遂に決着(40-40、S4-S2)。界は第69回大会の同会場でのファイナルに続き、惜しくも戴冠ならず。日本スリークッションのエース・梅田が6年ぶり、3度目のトロフィーを掲げることになった。

優勝の行方はサドンデスに持ち込まれた