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過去のニュース(2013年)

2013.01.26 プレイヤー

プロ引退、そしてスタート

大阪のプロが新たな挑戦

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藤本共史氏


藤本共史、43歳。JPBA33期生。
『北海道オープン』や「全日本オープンローテーション選手権』のタイトルを持ち、昨年の『京都オープン』でも準優勝を果たしている。とにかくビリヤードを愛し、ひたすら研究と練習に時間を注ぎ、人一倍の試行錯誤を重ねてきたプレイヤーだ。

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昨年の京都オープンでは準優勝


そんな彼が昨年末で自らプロ生活に終止符を打ち、年明けから営業事務職のサラリーマンとして新たな道を歩き始めた。

「様々な事情で葛藤する中で、長年抱えた首や肩の痛みが思うように練習もできない状態に」なったことで引退を決意したという藤本氏は、同時に新しいプランを進めている。

それは『プロ選手をコーチする』というプロジェクトだ。
聞けば既に昨年末から動いていて、とあるプロと主にメールを用いて情報や意思の疎通を計りながら、練習メニューや思考法などを確立しつつあるのだという。

そのプロ選手とは、まだルーキーの域にある選手。だがチャレンジマッチなどを通じて2人は以前から交流があったのだとも。

藤本氏は「ブランクを除いて19年間、ずっと僕はビリヤードのことだけを考えてきました。そのノウハウを生かして、彼を日本一、そして世界一のプレイヤーにするために」始動したプランだと話す。

アクションの第一歩として「誰もが認める日本一の球を肌で体感する必要性」を実現するために、今日1月26日に日本ランキング1位に模擬試合スタイルで挑む。

「その内容や状態の変化を見て今後の課題を抽出して3月の公式戦で結果を出しにいく」と、2人の意欲はすこぶる高い。コーチ制度の必要性を常々感じてきたという藤本氏だが、退会の意向を伝えに訪れたJPBA西日本事務局で、西日本ブロック長である斎藤健吾プロに自身が抱える首の痛みについて話したところ「19年間自分では解決できなかった悩みを解消するほどのアドバイスをもらって」あらためて先人の知恵や情報共有の大切さを知らされたという。

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模擬試合は先ほどスタート


国内でOBプロが現役のプロを専属でコーチするのは極めて珍しい事例。
「今年は僕にとってはコーチングを確立する年。彼には結果でその効果を示してもらって、いずれは日本でコーチ制度が当たり前に普及することを目指しています」。 彼とは誰なのか? そして2人が掲げる目標など詳細は明日の記事で。間もなくスタートする模擬試合の様子もお届けするので要チェック!
(大阪市内のビリヤード場より)