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過去のニュース(2012年)

2012.10.25 トーナメント

赤狩山、内垣は敗者側で勝ち進む!!

『U.S.Open 9-Ball Championships』4日目

10月24日(水/現地時間)、米バージニア州バージニアビーチで行われている『USオープン』は勝者3回戦と敗者3回戦が行われ、日本から同大会に参戦している赤狩山幸男内垣建一(共に勝者側)、吉岡正登(敗者側)がそれぞれ試合を行った。

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赤狩山、内垣は敗者5回戦へ進出


強敵のコーリー・デュエル(アメリカ)と対戦した内垣は、7-11で敗者側へ回ることに。同じ回転で試合を行った赤狩山幸男は、ハンニ・アル・ハワリ(UAE)を相手に10-10のヒルヒルにもつれ込む接戦を演じるものの、惜しくも敗れて敗者4回戦へ回った。

一方、敗者側で戦う吉岡は、フィンランドのヤニ・シエッキネンとの試合に臨んだ。一度はビハインドから逆転し10-8と先にリーチを掛けたものの、次のゲームから連取されヒルヒルに突入。結局、自身のミスなどもあって最終ゲームを落とし、初参戦となった『USオープン』から姿を消すこととなってしまった。

同日には世界の強豪同士の対戦も行われ、ミカ・イモネン(フィンランド)がフランシスコ・ブスタマンテに11-8で勝利、エフレン・レイズ(フィリピン)はトーステン・ホーマン(ドイツ)に11-9で競り勝っている。

また、敗者側へ回った赤狩山と内垣は同日の夜に敗者4回戦を行い、マイク・デローダー、シドニー・チャンピオンをそれぞれ11-0、11-2と相手を寄せ付けないまま敗者5回戦進出を確定させた。

25日(木)の2人の次の対戦は赤狩山が米国内で活躍するロブ・サエズ、内垣は現世界テンボールチャンピオンで11月の『全日本選手権』への参戦も表明しているフーチー・シー(オランダ)が相手となる。

ここから先は敗者側にも多くの強豪選手が回ってくることが多くなるため、険しい道程となっていくことは避けられない。だが、競技者としてより上を目指して戦うのであれば、強豪との巡り合わせも時間の問題。難しい試合が予想されるが、2人揃って更なる高みへ突き進んでほしい。