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西日本グランプリ第3戦は明日！

明日、大阪の『玉出ビリヤードACE』（予選は他複数店舗併用）を舞台に『西日本グランプリ第3戦』が開催される。前回の第2戦の告知記事とレポートにおいて、『西日本GPで勝つのはイニシャルT・K・Oのいずれか』という話を繰り返したが、今回もイニシャルについて記してみたい。

明日の組み合わせは既にJPBA公式サイトで発表済みで、前回優勝でベスト16シードの大井直幸を除く選手は、それぞれ予選の枠に振り分けられている。その際にプロはランキング上位から順にトップシードとセカンドシードに入り、強豪同士があまり早い段階で対戦しないように組まれている。GPはシングルイリミネーションだが、これは予選にダブル・イリミネーションが採用されている他の大会も同様だ。


その第1、第2シードの計30名の中で『イニシャルTKO』以外のプロは17名。アルファベット順に並べると、

A＝青木亮二、浅野正人
F＝福本宇太郎
H＝浜田翔介、原口俊行
I＝稲川雄一
M＝松本寛人、宮谷晃司
N＝野田匡則
S＝斎藤健悟、斎藤慎太郎、佐藤正行、重中政信、杉原匡
Y＝山川英樹、山内和彦、吉岡正登
となる。

一方、常勝のチームTKOは田中雅明、大井、川端聡、北谷好宏、竹中寛ら14人に加えて、今回も河原千尋が紅一点参戦を決めている。「そんなの偶然だろう」。確かに偶然かもしれない。しかし西GPの決勝戦で7戦7勝0敗の記録を残した赤狩山幸男が東へ移籍した2011年以降、21回開催された西GP中、TKOが20回優勝して、優勝率95.2%を記録しているのは、かなり極端な数字。


さて、先に記した17名のプロの中から決勝戦を撞いて「イニシャルなど関係ない」と明言してくれるのか、はたまたイニシャルがT・K・Oの初優勝組が誕生するのか、それともやはり"いつもの面々"が勝つのか。まずは17人の戦士の動向に注目しておきたい。

Akira TAKATA