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2015.01.22 その他

藤間一男の仕事旅行 インドネシア編

アジアゲームに再度夢を、but ............

ヘッドコーチとしてカタールのビリヤード連盟に所属し、『世界ナインボール選手権』などの大会企画運営に携わっている藤間一男氏。正月休暇で帰国中もいろいろな要件が飛び込んでくる。

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バリで休暇をエンジョイする藤間、ヒンズウ寺院にて


98年、アジアゲーム(Asian Games)バンコク大会でビリヤードスポーツがアジアオリンピック委員会(AOC)により参加種目に認定され、以後02年韓国プサン大会、06年カタールドーハ大会、10年中国広州と4度開催されてきたが、14年の韓国、仁川大会からAOCの決定でビリヤードが参加種目から外された。ビリヤードスポーツ関係者がAOCサイドに何度となく折衝を試みて参加種目として再度承認を求めてきたが復帰は承認されていないのが現状までの経過である。

そこにきて国際オリンピック委員会(IOC)の臨時総会で五輪開催都市提案による種目追加が認められたように、アジアゲームでもこの提案が承認されるようになったことはビリヤード関係者にとって一抹のグッドニュースであった。このような推移から先ほど、1月8日QBSF(カタールビリヤード&スヌーカー連盟、藤間氏がテクニカルとヘッドコーチとして勤務している)新会長のムバラク氏他関係者が18年アジア大会のホスト国インドネシア・ジャカルタを訪問し、インドネシアのオリンピック委員会(NOC)議長と会合した。私はインドネシアに多面にわたり交流を持っていることからAPBUのスポーツディレクターとしても同行を求められていたが、日程に都合がつかず、後日16日ジャカルタを訪問することになった。

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ビリヤードがオリンピック競技候補となる可能性があることが明らかとなった


ビリヤード関係当局の指導者たちと会合を持ち、インドネシアNOCとの接触機会を重ねるよう依頼するつもりであり、この動向のサポートを強力にバックアップする予定であったが、8日に開催された主要関係者の会議の結果をジャカルタ訪問で知りガッカリした。アジアゲームには3種目の追加選択を与えられていたが既に2種目は決定しており、残りの1種目にビリヤードも含めて10競技の団体が候補に挙がっているが、ビリヤードが選択される可能性はほとんどないとのNOC会長の説明があったようだ。

年末年始(アラブではこのような習慣はない)の3か月休暇でドーハから帰国していた私に依頼されたこの件を少しでも役立てようと4年ぶりのジャカルタ訪問になった。そして旧知との交わりを深めた藤間は当地のビリヤード事情を久しぶりに探索した。2000年以来好景気に沸いたビリヤード事業は下降線を辿り営業センターもかなり減った。120台4時間待ちのかつての盛況は夢物語となった。3日間のジャカルタ滞在を終えて、休息にバリに飛んだ。バリオープンやアジア国際大会を開催したビリヤード場を経営していた日本人にも接触したが彼も最近ビリヤード場を閉めたとのことだった。

バリ訪問中にデンパサールで開催されていたナインボールオープントーナメント会場におもむきインドネシアの選手たちと交流を楽しんだ。男子の優勝賞金が約35万円で当地の生活水準からみてもかなりの高額である。最近インドネシアはこのクラスの大会が結構あるという。日本選手の参加も可能であり、優勝すれば経費はすべてカバーできるが、彼らのレベルもかなり高くなっており、テーブルコンディションも空調が完璧でなく湿気が多く日本選手には少しハードルが高いだろうと思う(このような環境にクレームつけるなら参加しないこと)。

Reported by 藤間一男