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アマチュアトーナメントのビッグタイトルの1つである名人戦。第58期目の今年もいよいよ佳境に差し掛かってきた。

6月半ばに「関西地区E級戦」で火蓋が落とされた名人戦は、7月8日（日）に東西でそれぞれ「C級戦」が行われ、シード選手を含めて今週末の「B級戦」に駒を進めるメンバーが揃った。 関西会場は「玉出ビリヤードACE」（大阪）、関東は「ビリヤードCUE」（東京）で午前10時から試合が開始される。


昨年の第57期名人戦は、小川徳郎が当時16歳の林武志を下して2期連続の優勝を果たした。その小川が今年1月にプロへ転向しことにより、第58期となる今年は、前年の覇者と「A級戦」を制した挑戦者が「名人位決定戦」で戦うことなく、「A級戦」で名人位が決定する。


今回開催される「B級戦」を突破し、8月19日（日）に行われる「A級戦」に進むのは東西合わせて15名だ。それに前年準優勝の林がシードとして加わり、16名で名人位の座を争うことになる。

「B級戦」もこれまでと同じくローテーション240点先取で開催される。果たして誰が次への切符をつかむのか。