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過去のニュース(2018年)

2018.03.14 トーナメント

アムウェイカップ 陳思明2連覇

河原千尋9位タイ

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3月4日(日)から台湾・台北で開催されていたアムウェイカップ2018が閉幕した。
優勝は昨年大会から引き続き連覇を達成した中国の陳思明だった。

例年と同じく予選にあたるステージ1を抜けた総勢40名で競われたステージ2には、日本からはシードの河原千尋小西さみあが参戦。日本からステージ1に参加していた11名は、1999年の第1回から出場し続けている梶谷景美含め小西を除き敗退となった。

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ステージ2に出場した河原千尋(左)と小西さみあ(右)

3月8日(木)から11日(日)にかけ行われたステージ2は、まずは5人1グループのリーグ戦、ベスト24からシングルトーナメントで開催された。韓雨、林?君らと同じグループの河原は全勝し1位通過した。小西も通過したが、次の決勝トーナメントベスト24で台湾の柳信美に惜しくも7-6で敗れ敗退した。1位通過の河原は、シードとしてベスト16戦から出場するも陳思明に7-3で敗れ9位タイに終わった。

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準優勝の陳禾耘

グループリーグ戦での陳思明は、謝??に7-1、郭思廷に7-4で敗れ3位通過。しかし決勝トーナメント初戦で謝??にリベンジを果たすと、鉄壁の守りと抜群のシュート力で決勝まで昇りつめた。決勝では地元台湾出身の陳禾耘と対戦すると、巧みなセーフティで陳禾耘には1度も連続でラックを取らせずに11-4で抑えて大会連覇を果たした。

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陳思明

女子の世界大会として最大規模のアムウェイカップ。今年もアジア勢が強さを見せた。特に、フィリピンのルビレン・アミットを除きベスト8は全員台湾と中国勢で占められる結果となった。女子ビリヤードの2大国の勢いは留まるところを知らず、そのテッペンに圧倒的な強さで陳思明が鎮座している、そんな構図がはっきりした今年のアムウェイだった。

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決勝戦のレフェリー・ミハ