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西日本の選手が年間6試合を通して凌ぎを削り合うツアー、グランプリウェスト（GPW）が今週末開幕する。第1戦の会場となるのは、去年からGPWの会場となった愛知県犬山市の『ビリヤード&ダーツカフェ R.T.B』だ。


昨年のグランプリは、第1戦と最終戦で海外遠征のため不在だったにも関わらず2勝した大井直幸が2014年から4年連続のMVPを獲得した。それに続いたのは、竹中寛、北谷好宏、杉原匡、吉岡正登といった面々だった。今年は大井が東日本に移籍のため、絶対王者の座を空けての開幕戦となる。



試合は、WPA10ボール・予選8ラック先取、ベスト16より7ラック先取のフォーマットで進行する。シードはスポンサー枠の原口俊行（Predator）、昨年の最終戦で優勝した飯間智也だ。飯間は2013年に一度引退していたが、昨年プロとして復帰した。2017年4月の北海道オープン、10月の北陸オープン、既出になるがGPW最終戦の優勝を飾り、プロ復帰2年目のこれからも期待のかかるカムバックを遂げている。


予選は、『ビリヤード&ダーツカフェ R.T.B』の他に、同じく愛知県小牧市『小牧ハスラー』と岐阜県可児市『インパクト』も会場として行われる。無敵の強さを誇っていた大井がいなくなった今、西の強豪達がどんなプレーを見せてくれるのか。決勝戦は3月11日（日）16：30スタートの予定で、観戦料は無料なので、ぜひ今週日曜日は愛知県の『ビリヤード&ダーツカフェ R.T.B』へ。