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過去のニュース(2017年)

2017.08.28 トーナメント

赤狩山幸男が今季初勝利!

東日本グランプリ第5戦

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東日本の男子プロにとっては先月に開催された『第30回ジャパンオープン』以来のランキング対象公式戦となる『東日本グランプリ第5戦』の決勝トーナメントが、千葉県習志野市の『POOL KAISER』で開催された。

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会場となった『POOL KAISER』


現在グランプリランキング1位の土方隼斗が前日の予選で敗退して不在の中、初戦を勝ち上がったのは、対戦順に高野智央vs西嶋大策嶋野聖大vs栗林達赤狩山幸男vs虻川修浦岡隆志vs高橋邦彦の8名。

ここからまずベスト4一番乗りを決めたのは赤狩山。スポンサーシードで登場した虻川に対して序盤からリードを奪うと、中盤以降もマスワリを量産して8-1で勝利。

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3位タイ・嶋野聖大


その他3試合は0-4ビハインドから8連取を決めて逆転勝ちした高野、こちらも4-7から気迫のプレーで最終ラックにマスワリフィニッシュを果たした浦岡、7-2リードから逆襲を受けながらも8-5で栗林を止めた嶋野が勝利を果たした。

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3位タイ・浦岡隆志


迎えた準決勝のカードは赤狩山vs浦岡と高野vs嶋野。初戦こそ苦戦したものの、この日尻上がりに調子を上げてきた赤狩山が、0-2と先手を取られた所から当たり始めたブレイクと正確なショットで一気に7点を奪って決勝へ。ともに好調なプレーを見せていた高野と嶋野のゲームは前半から5-0とダッシュに成功した高野が嶋野に1点を返されるものの、最終となった第8ラックをマスワリで締めて決勝に進んだ。

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準優勝・高野智央


バンキングに勝った高野のマスワリでスタートした決勝戦。幸先良く2点を先行した高野だったが、準決勝まで決まっていたブレイクに苦しみ赤狩山を突き放すことができずスコアは2-2。赤狩山もすんなりと走る展開にはならなかったが、セーフティ戦で厳しいショットを繰り出して高野からポイントを奪っていきここから一気に6-2とする。高野も2点を返すが最後は赤狩山がしっかりとラスト10を決めて、嬉しい今季初勝利を飾った。