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2017.06.02 トーナメント

GPE第4戦に相性はある!?

東日本グランプリ第4戦@キャノンボール大森

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決勝会場の『キャノンボール大森』(東京・大森)


6月3日〜4日(土・日)に『東日本グランプリ第4戦』が開催される。決勝日の会場は『キャノンボール大森』(東京・大森)。試合形式はナインボール(1オンフット)、交互ブレイク(スリーポイントルール有り)、予選日は10ラック先取、決勝日が8ラック先取となる。開催店シードは高橋邦彦で、優勝シードは第3戦の優勝者がアマチュア選手であったために、準優勝の土方隼斗が繰り上がりで出場することになる。東北代表は及川晋嗣、北海道代表は平口結貴が出場辞退したことにより、繰り上がりで矢後満となった。

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現在GPランキング1位の土方隼斗。2015年の第4戦で優勝している


現在のGPEのランキング上位5名は、土方500pt、羅立文460pt、栗林達420pt、照屋勝司380pt、塙圭介380ptの順に並んでいる。羅は『アジア選手権』に参戦するために第3戦を欠場したが、優勝を収めたことによって『JPBA海外ポイント付加制度』に則り、グランプリ優勝と同等の220ポイントを獲得している。また、栗林も第2戦、第3戦を『World Pool Series第2戦』と『アジア選手権』で欠場したが、同様の制度で100ポイントずつ、計200ポイントが付加されている。

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羅立文は第3戦を欠場したもののアジア選手権で220pt獲得


2011年以降、第4戦の決勝日は毎年キャノンボール大森での開催。また、近年のJPBA主催試合では珍しいフォーマットである1オンフットのナインボールが、第4戦では採用され続けている。キャノンボール大森の開催となってから、今まで最も多く決勝戦を撞いたのは赤狩山幸男、土方隼斗で、2回ずつ。土方は2015年に優勝を収め、赤狩山は2013年〜2015年に準優勝、3位タイ、準優勝の成績を残しており、2人の第4戦への相性の良さがうかがえる。また、『アジア選手権』、『全日本14-1オープン選手権』で2戦連続優勝し勢いのある羅立文も、GPE第4戦では2012年に優勝、3位タイも2度記録しており、優勝候補の筆頭格だ。

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グランプリ第4戦と相性の良い有田秀彰


その他にも有田秀彰はキャリア16回のグランプリ決勝日進出を果たしているが、そのうちの実に5回がキャノンボール大森での開催試合だ。また、5回記録した3位タイ(キャリアハイ)のうち2回が同店開催のグランプリである。このことからわかるように、ナインボールという種目や、毎年同じ店舗での試合に、相性の良し悪しは確かに存在する。

第4戦というシーズン中盤を迎えたグランプリ。ランキング上位の選手はここで突き放しにかかり、そうでない選手は巻き返しを図るべく臨む一戦であり、プロ達の試合への思いもより一層増している。決勝日の観戦チケットは前売り券が1,800円、当日券が2,300円(フリードリンク料金込)。チケットはキャノンボール大森及び、ER SPORTSホームページで販売されている。