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過去のニュース(2016年)

2016.12.28 トピックス

2年振りのMVPを手にした新井達雄

2016年スリークッション戦線

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2つのタイトルを手にした新井達雄が年間MVPに


2016年はベテランの活躍が目立つシーズンとなった。年間MVPに輝いたのは、『全関東スリークッション選手権大会』と『全日本プロスリークッション選手権大会 アダムジャパンカップ』を制した58歳の新井達雄

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島田暁夫、63歳という史上最年長記録での『全日本選手権』優勝を果たした


そして5月に東京・成増の『成増アクトホール』で行われた『全日本スリークッション選手権大会』を制したのは63歳の島田暁夫。この大会では新井が準優勝となっている。年齢を重ねてなお、輝き続けるこの2名のトッププレイヤーに大きな賛辞を送りたい。

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年間を通してハイアベレージを残した小林英明


大先輩に先をいかれたままの中堅・若手ばかりということもなく、しっかりと結果を残している面々も揃っている。昨年に続いて年間ランキング2位に入った小林英明や、『12th PRO 3-CUSHION TOURNAMENT Billiards Cafe GLANZ戦』で優勝を果たして3位となった界敦康のアベレージの高さは特筆しておきたいポイントだ。

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国内大会参戦が少なかったが、来年以降の動向も非常に気になる森雄介


さらには、『東京オープン』で3位タイに入ったところからシーズンを始めた田中潤は2015年の年間ランキング38位から8位へと大きくジャンプアップしており、来年以降にトップ層の牙城を崩し得る選手として、新たに要注目の存在となってきた。今年の国内トーナメントの参戦は僅かとなったが3月より韓国修行を積んでいる森雄介の動向にも目を配っておきたい。

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変わらず、一際の存在感を示し続ける肥田緒里恵


一方、女子戦線の方に目をやれば、やはり今年もトップに立つは肥田緒里恵。6月の『全日本女子スリークッション選手権』で15度目の優勝を始め、男子選手の中で戦った全日本スリークッション選手権大会でも9位タイなど、頭1つ抜けた戦い振りを見せている。そして『女子スリークッション世界選手権』では肥田と西本優子が3位タイ。年末には『Queen's Cup』での界文子の久方ぶりの優勝もあった。2017年に向けても男女共に、また面白いゲームを見せ続けてくれるに違いない。

【2016年主な大会の優勝者】
1月『レディーススリークッショングランプリ』 東内那津未<ニュース『安定感とキレのあるプレーで東内那津未が大会初優勝』>
2月『東京オープン』 キム・ヒュンコン(韓国) <ニュース『キム・ヒュンコンが東京制覇!』>
『ニッカオープン』 梅田竜二<ニュース『梅田竜二がニッカOP優勝!』>
5月『全日本スリークッション選手権大会』 島田暁夫<ニュース『島田暁夫、14年振り3度目の全日本制覇!』>
6月『全日本女子スリークッション選手権大会』 肥田緒里恵<ニュース『肥田緒里恵が2年連続15度目の優勝』>
『全関東スリークッション選手権大会』 新井達雄<ニュース『新井達雄、伝統の全関東選手権で5度目の優勝!』>
7月『レディーススリークッションアダムエメラルドカップ』 肥田緒里恵<ニュース『エメラルドカップは肥田緒里恵が獲った!』>
『PRO 3-CUSHION TOURNAMENT Billiards Cafe GLANZ戦』 界敦康<ニュース『界敦康、グランツにて3年ぶり優勝!』>
8月『ヤマニカップ』 チョ・ミュンウ(韓国)<ニュース『韓国の17歳・趙明優が優勝! 日本勢最高位は新井達雄の6位』>
9月『KBC 3-Cushion Japan Cup Fukuoka』 キム・ジェグン(韓国)<ニュース『初福岡開催のジャパンカップは韓国勢が上位独占!』>
10月『3C PRO TOURNAMENT 瑞江3C PRO TOURNAMENT 瑞江』 小林英明<ニュース『小林英明が最終戦前に今年1勝目!』>
11月『ADAM JAPAN杯 全日本プロ3C選手権大会』 新井達雄<ニュース『新井達雄が全日本プロ3Cで2度目の優勝&年間MVPに 』>