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2016.10.23 全日本選手権

【全日本特集 Vol.04】選手名鑑に見る、全日本選手権の難しさ

「全日本」が少しだけ見えてくる・その1

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本サイトの選手データ(名鑑)をご覧になったことはありますか? そこには生年月日や出身地、プロ入り期などの基本的な情報とともに、本誌が記録を残し始めた2000年以降の各大会の戦績を記載しています。

ここに載せている大会の戦績は、各選手がプロ入りしてからのJPBAの公式戦に限っており、その中で男子の掲載・非掲載の境界線を9位タイ(ベスト16)以上と定めているのです。この基準に関しては大会のグレード(SG1、G1、G2など)に関わらず、同じであります。

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(左から)昨年3位のハン・ハオシャン(中国)、準優勝のロナート・アルカノ、優勝のヨハン・チュア、3位のシェーン・バン・ボーニング、ベストアマの酒井大輔(9位タイ)


そこで、現在選手データに登録があるプロプレイヤーの中で、全日本選手権において9位タイ以上になったことがある選手を調べてみました。すると、名鑑上にいるプロ126名の中で、21名が該当しています。6人に1人は到達していると見ることができますから、この数字だけを見ると、さほど少ないとも感じないかもしれません。

ただ、忘れてはいけないのが、その人数が16年間で21名(※)というところです。その間に、選手名鑑の人数を上回る160名分[16(名)×16(年)=256(人)]の枠(9位タイ以上)があった中での数字ですから、やはり厳しい大会と言えるのだと思います。

※10年間の間に引退したプロの選手データは含んでいません。

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奥村以前のJPBA男子・全日本優勝者は高橋邦彦(1997年)


2000年代に入って、全日本のJPBA優勝者が2005年の奥村健(現JPBF)のみとなっている状況の裏付けとまでは言えませんが、その結果と無関係ではない数字でしょう。ちなみに、奥村以前のJPBA優勝者は1997年の高橋邦彦になりますから、現在本サイトの国内男子プロの戦績に「全日本選手権優勝」の文字が書かれた選手はいないということになるのです。

ちなみに、5位タイ以上に枠を絞ると11名、3位タイ以上になると6名、準優勝以上だと3名とその人数は減少していきました。可能枠数と同様に半数ずつになっているのは興味深いところです。何はともあれ、全日本選手権を見る際は、選手名鑑も少しはお役立て下さいませ。

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フランシスコ・ブスタマンテ(フィリピン/写真)と柯秉逸(台湾)が2000年代に入って2度優勝している


【2000年以降、9位タイ以上の戦績を収めたプロ】
赤狩山幸男井上浩平内垣建一浦岡隆志大井直幸川端聡北谷好宏栗林達斎藤慎太郎菅谷慎太郎高橋邦彦竹中寛田中雅明利川章雲西尾祐塙圭介土方隼斗福本宇太郎山本久司羅立文和田敏幸

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