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過去のニュース(2015年)

2015.06.11 トーナメント

ラスベガスへのチケットを掴むのはどのチーム!?

JPA Kanto Area Team Championship 2015

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KTCの会場となった『バグース新宿店』


毎年8月にラスベガスで行われる世界最大のビリヤード大会、『APA National Team Championship』(以下、NTC)への日本代表としての参加権を懸けた戦い、『JPA Kanto Area Team Championship』(以下、KTC)が6月6日(土)より開催されている。

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『風林ビリヤード』は朝から晩までJPAプレイヤーでいっぱいだった


このKTCには昨年の6月からの夏セッション、9月からの秋セッション、今年の1月からの冬セッションの3シーズンに渡って開催されたJPAの各ディビジョンごとのチャンピオンチーム達が出場できる。なんと94チーム、のべ700名以上のプレイヤーが参加する日本で最も参加選手の多い大会だ。これは来月開催される『JAPAN OPEN』さえも凌ぐ数字である。この頂点に立つチームはNTCへの日本代表としての参加権利はもちろんのこと、日本とラスベガスの往復航空券と現地でのホテルまでも獲得できることもあり、やはり選手達は気合い十分。

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揃いのチームシャツなどもチーム戦の雰囲気を盛り上げてくれる


ナインボールの部はA、Bの2つのトーナメントで開催されており、2チームがラスベガス行きのチケットを獲得できる。6日、7日に東京都新宿区の『バグース新宿店』と『風林ビリヤード』の2店舗で行われた試合を終えた時点で各トーナメントのベスト8までが決まっている(Bトーナメントはベスト4より西日本代表チームが参戦するため、残っているのは6チーム)。

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勝利の喜びを分かち合えるのもJPAのチーム戦ならでは


両店舗の全てのテーブルを使って大規模に行われる中、そこかしこで熱い戦いが繰り広げられていた。特に7日の終盤ともなるとあと1戦で14日(日)の決勝日行きが決まるという状況になるため、より緊張感が高まっていく。

JPAのチーム戦らしい、仲間同士で励まし合い、声援を送る和気藹々とした雰囲気を残しつつも、1球がラスベガス行きを分けるかもしれないためか、非常に緊張感のある様子だった。そのベスト16の一戦でお互いが「あと1点」と迫っての攻防を収めた映像を、現在JPAメンバーでないビリヤードプレイヤー達にもぜひ見てほしい。この熱く、盛り上がるチーム戦の様子がよくわかってもらえることだろう。





また、1つのトーナメントで行われ、1チームがNTCへの代表となれるエイトボールの部は13日(土)より開幕し、その日のうちにベスト4まで絞られる。そしてKTCの最終日、14日(日)の舞台は東京都港区の『バグース六本木店』。そして各トーナメントの頂点に立った3チームが今年のNTCへの出場権を獲得するのだ。

KTCは1年間に渡ってJPAに参戦してきたメンバー達の最終決戦。熱い汗と涙が流れるKTC、今年のチャンピオンは果たしてどのチームになるのであろうか。

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