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全日本女子プロツアー第１戦

今週末の28日(土)・29日(日)、京都市右京区の『POOL BLOW』にて、2015年シーズンの『全日本女子プロツアー第1戦』が行われる。28日の予選は同じく京都市北区にある『ビリヤードViVi』も併用しての開催だ。この大会は年によって回数は異なるが、例年およそ複数回開催しているもので、試合の合間に開催されるファンとプロとのペアマッチなども観戦する来場者の楽しみの１つとなっている。

昨シーズンは全戦優勝を飾った河原千尋

昨年は全３戦が開催され、その全てを河原千尋が勝利した。従ってこの日本女子のエースをJPBA女子の実力者、ハイレベルなアマチュアがどのように立ちはだかるのか、または4大会連続優勝が実現するのか、が見どころとなる。ちなみに河原は台湾修行で一段とレベルと上げた様子で、既に今シーズンも『関西レディースオープン』で早速の戴冠。4大会連続優勝も決して高いハードルではない。

2015年も早速『関西レディースオープン』を勝つ

河原は昨年この3勝と『関東レディースオープン』の優勝、『全日本選手権』での日本人選手最高位となる3位タイに輝いたことで、2位以下に大差を付けて女子年間ランキングで1位になっている。特に全戦優勝という栄誉は、改めてその実力を大いに知らしめた。ただ、ライバル達も爪を研いでこの日に準備しているのは当然のこと。

今なお女王、梶谷景美

地元・京都で戦う昨年の女子ランキング2位の夕川景子。所属店での開催という最大のアドバンテージを活かし、躍進を期する光岡純子。長年女子プロを牽引し、強くあり続け、今も女子プロの顔の一人であり続ける梶谷景美。同じく、国内外の活躍で梶谷同様、女子プロを引っ張って来た曽根恭子。産休のブランク明けから結果も残し、遂に以前のトップギアに入ろうとせん栗林美幸。

所属店での開催で期待のかかる光岡純子

河原が頂点に立つためには、これら歴戦の猛者達を押し退けなければならない。ここに紹介し切れなかった者も同じプロとして、昨シーズンに全戦優勝を許してしまった雪辱を脳裏に刻み込んでいることだろう。激闘は必至。果たして、どのような結末を迎えるのであろうか？