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11th JPA 9-Ball Scotch Doubles 2015 Spring

会場はJPAイベントではお馴染みの『風林ビリヤード』

JPA春の恒例イベントの『11th JPA 9-Ball Scotch Doubles 2015 Spring』が3月15日(日)に、東京都新宿区の『風林ビリヤード』にて開催され、定員いっぱいの144組288名が参加した。このイベントは1日で開催されるものとしては、JPAでも最大級のもの。試合はスコッチダブルス形式で行われ、ペアの合計スキルレベルは13以下、JPAメンバー限定のイベントだ。予選は3組×48グループでのリーグ戦で行われ、各グループ上位1ペアが決勝トーナメント進出となる。3ペアが1勝1敗で並んだ時は緊張のバンキング対決となるのも面白いところだ。

試合は賑やかながらも、時にはピリッとした緊張感も漂わせながら進行していった。初心者同士のペアも多く、普段は高スキルの上級者のアドバイスを受けて撞くところが、初心者同士で相談してのプレーとなるのもまたこのスコッチダブルスならではの光景。

優勝『眼鏡ヤバい！』の成田達郎さん(左)、小島直樹さん(右)　写真/JPA

準優勝『クマキリン』の植木真樹子さん(左)、大野裕一さん(右)　写真/JPA

会場では敗退した他ペアも仲間の応援に残り、大会終盤も賑やかに進行し続けていた。そしてこのトーナメントの決勝戦まで勝ち上がったのは成田達郎さん(SL6)、小島直樹さん(SL7)の『眼鏡ヤバい！』ペアと、植木真樹子さん(SL5)、大野裕一さん(SL7)の『クマキリン』ペア。これを制したのが『眼鏡ヤバい！』ペアが今大会優勝者となった。

光岡プロへの挑戦者はスタートから最後まで全く絶えることはなかった

この日、トーナメントの進行と合わせて今春新たにJPAプロスタッフとなった光岡純子プロによるチャレンジマッチが開催されていた。参加者達からも大人気で、光岡プロはおよそ8時間をかけて30ペアを相手にした。光岡プロは自身の所属店『POOL BLOW』(京都府京都市)もJPAに参戦中だが、今回のような大勢のメンバーが集まっての大会・イベントは観るのも初めてとのことで、関東のJPAの盛り上がりには非常に驚いているようだった。

ペアは女性同士やチームメイトなど様々

例年、このスコッチダブルスは春と夏に開催されている。今回も30組以上のキャンセル待ちが出るほどの人気の大会なので、次回もエントリーが殺到することは必至だろう。気になるJPA外のプレイヤーは夏からのシーズンからJPAに参加することが必要となる。JPAについての情報は『CUE'S』にて3月号より連載がスタートした『LET'S JOIN JPA!』やその他記事なども合わせてチェック。また、今大会の様子はCUE'S facebookページのアルバムにて公開中。

CUE'S facebookページアルバム　「JPA 9-Ball Scotch Doubles 2015 Spring」