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2015 MP Cup World 10-ball Championship

フィリピン・ジェネラルサントスにて世界選手権開催中

フィリピンのジェネラルサントスにて『2015 MPカップ　男子テンボール世界選手権』がスタートしている。今大会は世界的なプロボクサーでフィリピンの国民的英雄であるマニー・パッキャオが自身の故郷で、メインスポンサーとなって開催することとなった。パッキャオはビリヤード愛好家としても知られており、『CUE'S'10年4月号』では表紙を飾っている。

'09年チャンピオンのミカ・イモネンを筆頭に世界トッププレイヤー達が争う

テンボールの世界選手権は4回目の開催だ。歴代のチャンピオンはダレン・アプルトン(イギリス)、ミカ・イモネン(フィンランド)、フーチー・シー(オランダ)。今大会、日本人選手は開催地域の治安、安全上の配慮から参加はしていない。しかしながら、チャンピオンのアプルトン、イモネンを筆頭に昨年の『全日本選手権』で活躍したレイモンド・ファロン(フィリピン)、張玉龍(台湾)などのトップ選手達がエントリーしている。

現在はグループリーグが進行中で、その後ベスト64からの決勝トーナメントに入る。21日(土)に準決勝、決勝が行われ新たなテンボール世界チャンピオンが決定することとなる。

日本国内においても男子では完全にメインゲームとなったテンボールであるが、今大会の開催が4年振りとなる。シェーン・バン・ボーニング(アメリカ)やニールス・フェイエン(オランダ)といった一部の主要な選手は欠くものの、テンボールでの現在のトッププレイヤーが誰かと言うことがこの大会で明らかとなるだろう。

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写真協力/WPA