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過去のニュース(2015年)

2015.02.12 トーナメント

大井直幸が大会3連覇達成!

第20回京都オープン

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大井直幸が大会史上初の3連覇


去る2月8日(日)に京都市の『Y's』(予選は府下10会場併用)で『京都オープン』が開催され、関東地方からの遠征組も含む豪華なプロアマの面々計235名を迎えて盛り上がることとなった。注目は何といっても本大会2連覇中の大井直幸(JPBA)で、昨年優勝によるシードでこの日はベスト16からの登場に。

京都オープンはプロ6ゲーム、女性プロ・アマチュアA級5ゲーム、同B級・女性アマチュア4ゲーム先取のナインボールの勝者ブレイクというフォーマットが用いられているが、歴代の優勝者をなぞるとかなり面白い傾向にあることがわかる。それはまるで国内ポケット界の世相を反映しているかのようだ。

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決勝会場となった『Y's』


第1回〜7回大会までは片岡久直(JPBA)、奥村健(現JPBF)、利川章雲(JPBA)といった名だたるプロが優勝を収め、アマチュア選手にタイトルを許す気配はなかった。なお第4回、5回は川端聡(JPBA)が連覇を果たしている。だが第8回〜11回大会は4大会連続で、今度は名を馳せるアマチュア選手が優勝。ちょうど全国のオープン戦でアマチュアが旋風を起こした時期と重なっている。この間には大阪の強豪アマチュア筆頭格である下川晃義が大会2連覇をマークした。

そして第12回からはフィリピン旋風が巻き起こった。プロ7連勝、アマ4連勝の後は、フィリピン勢4連勝。この4年間は日替わりチャンピオンが誕生して、京都を2度制覇したフィリピン人はまだいない。そして第16回大会で日本人の手に奪還したのが飯間智也で、翌年も制覇して大会史上3人目となる大会2連覇。その直後に大井直幸が4人目となる2連覇達成を遂げたのがつい昨年。という状況だ。

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準決勝では苦しい場面もあったが、さすがの強さを見せて決勝へ


そして大井の新記録樹立に向けて、各店舗で行われた予選と決勝シングル1回戦(ベスト32)が終わったところで舞台に上がる。そしてまず山川英樹(JPBA)を1点に仕留めると、続いて地元が誇る田中雅明(JPBA)も2点に抑えて準決勝へ進み大記録まであと2つとした。さらに野田匡則(JPBA)との試合では「さすがの大井もここまでか?」と思わせる場面もあったが、6-4で大井が勝利を収めた。

一方の山では大阪の強豪アマチュア小原嘉丈が、ベスト32から京都、大阪、兵庫のアマチュアを連続で倒して準決勝へ進み、ここでは前の回転でR・ガレゴを下した神箸久貴(JPBA)と対戦。小原は冷静なジャッジとチャンスを逃さない堅実なゲーム運びで神箸も下して決勝の舞台へと駒を進めた。

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小原嘉丈が準優勝とベストアマを獲得


小原のブレイクで始まった決勝戦は、小原がほぼノーミスのプレーを披露して一時は3-2のスコアでリードし、実質、小原があと2点、大井があと4点というところまで運んだ。が、決勝戦のテーブルに潜む魔物か、はたまた大井マジックか、今年も「終わってみれば大井」に。一方、惜しくもタイトルは逃した小原だったが準優勝とベストアマ賞のダブル受賞となった。

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大会ベスト4。左から3位タイ・野田、優勝・大井、準優勝・小原、3位タイ・神箸


「練習しないとね」。表彰式後に大井は笑ってそうコメント。昨年末からチャイニーズエイトに没頭した結果、ポケットの撞き方は思うようにいかない状況らしい。確かに、今回は試合中にも「らしくない場面」は多く見受けられた。しかし結果は優勝。これで大会連勝記録を樹立した大井。「来年もより大きな大会となるよう努めていきたい」とは大会の主管を務める京都府ビリヤード協会の小山久博理事長の言葉。第21回大会も主役は大井が張るのか?

※facebookフォトアルバム「2015京都オープン」

Akira TAKATA